社会
Posted on 2026年01月18日 18:01

完全密着撮!六代目山口組の「謹賀新年」(2)司組長が笑顔で直系組長を指導

2026年01月18日 18:01

「1、2、3!」

 周囲の直系組長らによる掛け声がこれまでとは変わり、その声に合わせてリズミカルに杵が振り下ろされる。司組長にとって餅つきの作法はお手の物であることはよく知られている。杵の扱いが力任せになりがちな直系組長には、直々の指導が入るのだ。

 杵は餅に対して単に縦に振り下ろすのではなく、臼の内側で餅が小刻みに回転移動するように、打ち下ろした後に軽く手前や横に引くのがコツであると語り、その指導の成果が出ると、

「それでいいんだ。餅が回ってきたな」

 と上機嫌の様子であった。その後、12時半までに司組長と髙山清司相談役が会場を後にすると、午後1時前には竹内若頭も帰途に就いた。餅つきは午後2時頃まで続き、700キロ用意したもち米をつきつくして、最後は山下本部長が音頭を取り、一本締めにより締めくくられたのだった。

 地元関係者が語る。

「六代目山口組は、25年4月に10年続いた分裂抗争に終止符を打ち、これ以上抗争事件を起こさない旨を兵庫県警に文書で提出した。そのせいか、例年よりもさらに活気に満ちた餅つき大会になったんじゃないか。分裂の過去を乗り越え、前を向き進んでいることがありありと感じられた」

 常に攻勢にあった六代目山口組が、「敵方に手を出さない」ことを宣言した以上、今後の抗争事件が起きる可能性は低いだろう。だが現状、警察当局は分裂抗争の終結を認めてはいない。かつ、敵陣はいまだ存続しているわけで、26年は山口組を取り巻く状況は「抗争なき分裂状態」という新しいステージを迎えている。

 餅つき大会の翌29日、六代目山口組の最高幹部らは、遠く関東の地に向かった。伊藤芳将会長率いる松葉会(東京)の直系組織で茨城県鹿嶋市の國井一家本部を、伊藤会長の誕生日を祝うため訪問したのだ。

 司組長の名代として祝辞を携え同所を訪れたメンバーは佐藤光男若頭補佐(落合金町連合会長)、竹嶋利王幹部(二代目良知組組長)、直参の二代目浜尾組・浜田重正組長、四代目益田組・水島秀章組長。4人はそのまま本部内に歩を進め、およそ15分後、松葉会最高幹部らに見送られて退出した。

 両者の表情には柔和な笑みが浮かんでおり、この年最後の外交行事では、長年の関係で培われた信頼がうかがい知れた。26年も業界の共存共栄のため、六代目山口組による親戚・友好団体との密接な付き合いは続いていくだろう。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年10月15日 13:00

    過去の選挙での問題発言に加え、支持者をシャトルバスで無料送迎していたことをめぐって事実関係の弁明を二転三転させた末に、簗和生前農水相(裏金1746万円)が事実上の更迭となった。国会審議で野党から追及された際、当初は「選挙管理委員会に確認して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年10月16日 21:30

    昼どきの日本列島に緊張が走った。10月16日午後0時40分頃、気象庁は北海道根室市から北東約750キロの千島列島付近を震源とするマグニチュード(M)9.9の巨大地震が発生したとして、緊急地震速報を流した。テレビに映し出されたM9.9の数字に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年10月18日 12:00

    コント日本一を決める大会に「大人の事情」は無関係だった。10月17日に生放送された「キングオブコント2026」(TBS系)で、エントリー3445組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得したのは、吉本興業所属のジェラードン。アタック西本とかみち...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク