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記事全文を読む→「ChatGPTとケンカ1時間」の有吉弘行が語った「M-1の漫才ネタをAIで作ってもらう芸人が…」
今ほどAIが一般的ではなかった3年ほど前から毎日、ChatGPTと喋る日常。それは例えば「昆布締めのお寿司って、醤油つけんのか」と質問してみたり。ChatGPTは無料でも使えるが、月額3万円もする最も高いプランに課金していると明かすのは、オードリーの若林正恭である。これで1日2時間ほど喋るのだという。
テレビプロデューサーの佐久間宣行は、そうやってAIをハードに活用している若林の影響で、彼と同じくChatGPTの3万円プランに入っているという。
「歩きながらラジオをやってる」
と明かすのは、ひとりしゃべりである点がラジオに似ているからだそうだ。そして若林のことを、
「自分の異常性に気づいてないの。俺もそうだけど」
と評して苦笑するのだった。
若林によると、番組会議でもAIの導入が進んでいるという。
「サトミツ(芸人で放送作家の佐藤満春)も最近、ChatGPTを使い始めた」
会議では「ChatGPTに聞いたんですけど」の枕詞が普通になり、使っていない方が少数派になりつつあるのだ。
そうしたAIサービスは企画力こそそれほどでもなさそうだが、リサーチは得意なのだろう。
千原ジュニアが子供との会話をきっかけに、昔から変わらない言葉遊びについて考えた時のことだ。
「こんなに時代が変わっても変わらないのが『チンチン、ブラブラソーセージ♪』だった」
その原型が気になり、AIに聞いてみると「『デンデン・ムシムシ・カタツムリ♪』ではないでしょうか」と即答。ジュニアは「それや!」と合点がいった。高いリサーチ力に感動させられたという。
一方、有吉弘行はChatGPTとケンカをしている。ディープフェイクを作ろうとして、
「俺、この前、ChatGPTと1時間ぐらい揉めてたよ。『我々は倫理的にできません』って言われてさ。『我々って誰だよ』って」
最終的にはSF映画で描かれるシーンのごとく、
「俺、AIに殺されるんじゃないかと思った(笑)」
ちなみにChatGPTという言葉がまだ今ほど一般化していなかった2023年に、有吉は漫才についてこう語っていた。
「来年ね、M-1の参加者、増えるんじゃないかって思ってるんですよ。ChatGPTで漫才を作ってもらって。叩き台をそれで作ってもらって、自分たちなりにちょっと変えれば楽じゃない? 漫才ってネタ書くのがすごい難しい、って思ってる人が多いじゃない」
有吉は自身が漫才を書けない理由を、
「1行目、どうしたらいいんだ、って止まるんだよ」
そう分析し、だからこそ、
「それをChatGPTに任せちゃえば、簡単に1本できると思う」
と予測するのだった。
はたして、そんな参加者がいたのかどうか。
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。
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