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記事全文を読む→阪神・立石正広「キャンプイン直前の肉離れ」でも深刻にならない佐藤輝明と森下翔太の「前例」
大型新人にいきなりの試練である。
阪神タイガースは1月20日、ドラフト1位の立石正広(創価大学)が19日に大阪府内の病院を受診し、右足の肉離れと診断されたと発表した。立石は1月17日の新人合同自主トレ第3クール最終日、ベースランニング中に下肢の張りを訴えて途中で練習を切り上げ、その後は別メニューでの調整が続いていた。
第4クール初日の朝、グラウンドに立石の姿はなかった。午前10時の練習開始と同時に新人選手がウォーミングアップを始める中、最後まで屋外に出ることはなく、球団関係者が「室内練習場で体を動かした」と説明。球団は状態を確認しながら、無理をさせない対応を取っている。
復帰時期はあえて設定せず、日々のコンディションを見極めながら対応していく方針だという。
阪神においては、新人合同自主トレでの別メニュー調整は決して珍しい光景ではない。2021年には佐藤輝明が3000メートル走で腰に違和感を覚え、走り込みを途中で切り上げた。2023年には森下翔太が初日から、右足のコンディション不良で別メニュー調整となっている。
それでも両者は1年目から主力として活躍。2023年のリーグ優勝、日本一の原動力となった。その後の成長ぶりは説明するまでもなかろう。となれば、立石もまた…。
立石はアマ球界屈指のスラッガーとして阪神、広島、日本ハムの3球団がドラフト会議で競合。抽選の末、阪神が交渉権を引き当てた。ただ、打撃力とは別に、コンディション面を慎重に見る評価があったとされる。
その根拠となったのが、大学最終学年の動きだ。2025年8月、オープン戦の走塁中に右足首靱帯を損傷し、秋季リーグ開幕戦を欠場。9月下旬に復帰したものの、10月の公式戦では腰を痛めて途中交代した。ドラフト直前の時期と重なったことで、この「故障がち」な面がよりクローズアップされたのである。
もっとも、戦力が充実している阪神にとって、立石を急いで実戦に出す必要はない。
2月からの春キャンプは1軍の宜野座スタートが内定しているが、右足肉離れによりキャンプインは難しくなり、若手や故障明けの選手、独自調整のベテランが集まる具志川スタートが濃厚だ。ここでコンディションを上げていくしかない。
(ケン高田)
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