スポーツ
Posted on 2026年01月28日 11:15

【大スキャンダル!】広島カープ・羽月隆太郎「ゾンビ薬物逮捕」までの「不可解な動き」と「球団把握の実態」

2026年01月28日 11:15

 尿検査で陽性反応が出てから逮捕まで、およそ1カ月半。その間、ファンイベントに笑顔で登場し、種子島で自主トレに励み、マツダスタジアムの室内練習場で汗を流していた。何事もなかったかのように…。
 広島県警は広島カープの俊足内野手・羽月隆太郎容疑者を指定薬物「エトミデート」使用の疑いで、1月27日に逮捕した。

 羽月は昨年74試合に出場し、チーム最多の17盗塁をマークしたユーティリティープレーヤーだ。50メートル走5秒7の快足を武器に、代走や守備固めとして欠かせない存在だった。2月1日からの春季キャンプでは2軍スタートながら、正二塁手を目指してノーステップ打法に挑戦していた。その矢先の衝撃逮捕である。

 容疑は昨年12月16日頃、医薬品医療機器等法で規制される指定薬物を使用したというもの。エトミデートを使用すると手足が痙攣し、立ったまま意味不明な動きを誘発することから「ゾンビたばこ」と呼ばれている。この薬物をめぐる摘発は、広島県内で初めてだ。

 事件の経緯を辿ると、不可解な点が浮かび上がる。12月15日、羽月は広島市内のファンイベントに出演。その翌日、関係者からの110番通報を受けて広島県警が任意同行を要請し、尿検査を実施した。鑑定の結果、エトミデートの陽性反応が確認された。

 ところが羽月はその5日後の12月21日、広島県呉市で開催されたファンイベントに参加。1月に入ると鹿児島の種子島でソフトバンク・周東佑京との自主トレに姿を見せ、直近はマツダスタジアムの室内練習場で通常通り練習していた。球団は事態をどこまで把握していたのか。

 カープには薬物関連の前例がある。2019年、外国人選手のサビエル・バティスタがドーピング違反で、NPB(日本野球機構)から半年間の出場停止処分を受けた。停止期間が明けても「今の状態では戦力にならない」との理由で、6年契約を残したまま解雇されている。
 元カープのジェイ・ジャクソンは2020年のロッテ時代、7月7日まで1軍で登板していたが、翌8日に突然、契約解除を申し出て退団。7月10日にJR広島駅の駐車場で、大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された。県警の家宅捜索で大麻リキッド数本が発見されたとされるが、その後、証拠不十分のため不起訴処分となった。
 バティスタはドーピング違反、ジャクソンは不起訴。しかし羽月の場合、尿検査で陽性反応が出ている。

 エトミデートは中枢神経系に作用し、興奮や抑制、幻覚を引き起こす。2025年5月に指定薬物となり、使用すれば3年以下の拘禁刑、もしくは300万円以下の罰金、またはこれらの併科となる。
 羽月は「使った覚えはない」と容疑を否認しているが、尿検査で陽性反応が出ている事実は動かない。
 興味深いのは、カープが昨年12月の現役ドラフトで、楽天から韋駄天の辰見鴻之介を獲得していた点だ。足のスペシャリストの補強は、羽月の事件を予見してのことだったのか…。

 球団は1月28日に幹部が協議する。NPBの処分、そして球団としての対応が問われることになる。故意か否かによらず、出場停止は避けられない。常習性が認められれば年単位での謹慎、最悪の場合は契約解除もありうる。
 普段の明るい羽月からは想像もできない事件。25歳の若き選手の未来に、暗い影を落とすことになった。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク