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記事全文を読む→【大スキャンダル!】広島カープ・羽月隆太郎「ゾンビ薬物逮捕」までの「不可解な動き」と「球団把握の実態」
尿検査で陽性反応が出てから逮捕まで、およそ1カ月半。その間、ファンイベントに笑顔で登場し、種子島で自主トレに励み、マツダスタジアムの室内練習場で汗を流していた。何事もなかったかのように…。
広島県警は広島カープの俊足内野手・羽月隆太郎容疑者を指定薬物「エトミデート」使用の疑いで、1月27日に逮捕した。
羽月は昨年74試合に出場し、チーム最多の17盗塁をマークしたユーティリティープレーヤーだ。50メートル走5秒7の快足を武器に、代走や守備固めとして欠かせない存在だった。2月1日からの春季キャンプでは2軍スタートながら、正二塁手を目指してノーステップ打法に挑戦していた。その矢先の衝撃逮捕である。
容疑は昨年12月16日頃、医薬品医療機器等法で規制される指定薬物を使用したというもの。エトミデートを使用すると手足が痙攣し、立ったまま意味不明な動きを誘発することから「ゾンビたばこ」と呼ばれている。この薬物をめぐる摘発は、広島県内で初めてだ。
事件の経緯を辿ると、不可解な点が浮かび上がる。12月15日、羽月は広島市内のファンイベントに出演。その翌日、関係者からの110番通報を受けて広島県警が任意同行を要請し、尿検査を実施した。鑑定の結果、エトミデートの陽性反応が確認された。
ところが羽月はその5日後の12月21日、広島県呉市で開催されたファンイベントに参加。1月に入ると鹿児島の種子島でソフトバンク・周東佑京との自主トレに姿を見せ、直近はマツダスタジアムの室内練習場で通常通り練習していた。球団は事態をどこまで把握していたのか。
カープには薬物関連の前例がある。2019年、外国人選手のサビエル・バティスタがドーピング違反で、NPB(日本野球機構)から半年間の出場停止処分を受けた。停止期間が明けても「今の状態では戦力にならない」との理由で、6年契約を残したまま解雇されている。
元カープのジェイ・ジャクソンは2020年のロッテ時代、7月7日まで1軍で登板していたが、翌8日に突然、契約解除を申し出て退団。7月10日にJR広島駅の駐車場で、大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された。県警の家宅捜索で大麻リキッド数本が発見されたとされるが、その後、証拠不十分のため不起訴処分となった。
バティスタはドーピング違反、ジャクソンは不起訴。しかし羽月の場合、尿検査で陽性反応が出ている。
エトミデートは中枢神経系に作用し、興奮や抑制、幻覚を引き起こす。2025年5月に指定薬物となり、使用すれば3年以下の拘禁刑、もしくは300万円以下の罰金、またはこれらの併科となる。
羽月は「使った覚えはない」と容疑を否認しているが、尿検査で陽性反応が出ている事実は動かない。
興味深いのは、カープが昨年12月の現役ドラフトで、楽天から韋駄天の辰見鴻之介を獲得していた点だ。足のスペシャリストの補強は、羽月の事件を予見してのことだったのか…。
球団は1月28日に幹部が協議する。NPBの処分、そして球団としての対応が問われることになる。故意か否かによらず、出場停止は避けられない。常習性が認められれば年単位での謹慎、最悪の場合は契約解除もありうる。
普段の明るい羽月からは想像もできない事件。25歳の若き選手の未来に、暗い影を落とすことになった。
(ケン高田)
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