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記事全文を読む→【共同通信杯の大ヒント】重賞出走馬を凌駕する「前走・新馬戦」の「連対率33.3%・複勝率46.7%」驚異の快進撃
実績馬をとるか、素質馬をとるか。
今年の牡馬クラシック戦線を占うGⅢ・共同通信杯(2月15日、東京・芝1800メートル)は例に漏れず、「実績」と「素質」の見極めが馬券作戦のカギを握る一戦となりそうだ。
まず過去10年の共同通信杯における「実績馬」の成績を振り返ると、前走重賞出走組は「1着4回、2着5回、3着7回(勝率8.2%、連対率18.4%、複勝率32.7%)」。このうちGⅠ出走組は「1着2回、2着4回、3着0回(勝率11.8%、連対率35.3%、複勝率35.3%)」、GⅡ出走組は「1着1回、2着0回、3着1回(勝率16.7%、連対率16.7%、複勝率33.3%)」と、それぞれ好成績を収めている。
今年の出走メンバーを見渡すと、前走GⅠ出走組に該当するのはホープフルS(中山・芝2000メートル)1着のロブチェン(牡3)と、朝日杯FS(阪神・芝1600メートル)5着のリアライズシリウス(牡3)。デイリー杯2歳S(京都・芝1600メートル)7着のガリレア(牡3)は前走GⅡ出走組に該当するが、1着馬に1.7秒も引き離される大敗を喫しており、前走出走別成績を額面通りに受け取るのは危険だ。
一方、過去10年における「素質馬」の成績を見ると、前走1勝クラス出走組が「1着4回、2着2回、3着1回(勝率17.4%、連対率26.1%、複勝率30.4%)」と、勝率と連対率で前走重賞出走組を上回っている。さらに前走新馬戦出走組は「1着2回、2着3回、3着2回(勝率13.3%、連対率33.3%、複勝率46.7%)」と、勝率も連対率も複勝率も前走重賞出走組を大きく上回っているのだ。
今年の場合、前走1勝クラス組に該当するのは葉牡丹賞(中山・芝2000メートル)1着のサノノグレーター(牡3)と、エリカ賞(阪神・芝2000メートル)2着のベレシート(牡3)の2頭。そして前走出走別成績で重賞出走組を凌駕している前走新馬戦出走組に該当するのが、いずれも勝利を収めたディバインウインド(牡3)、ラベニュー(牡3)、サトノヴァンクル(牡3)の3頭となっている。
中でも新馬戦(東京・芝1800メートル)で1分46秒7(良馬場)の好時計を叩き出し、2着馬に5馬身差(0.8秒差)をつけて圧勝したラベニューの素質は高く評価できる。おそらく人気にはなるだろうが、連勝馬券の組み合わせによっては、それなりの好配当が期待できるのではないか。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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