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記事全文を読む→【J1百年構想リーグ】FC東京の超レベルアップ快進撃を生んだ「次から次へと大型補強」「シュート数1位」の本気度
J1百年構想リーグは、常勝軍団を目指す鹿島アントラーズの強さばかりが目立っている。しかし、レベルアップしているチームがもうひとつある。それがFC東京だ。ここまで2勝2PK勝ち1敗と、EASTで3位につけている。
快進撃の要因は、この1年間の補強だろう。アルビレックス新潟の監督だった松橋力蔵氏を指揮官に招聘。選手ではサガン鳥栖で14点を稼いだストライカー、マルセロ・ヒアンに加え、ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)のセカンドチームでくすぶっていたパリ五輪代表の佐藤恵允を獲得。さらにスペイン2部リーグのエイバルから、日本代表経験のある橋本拳人が5年ぶりにFC東京に復帰した。
昨夏には大型補強に成功している。日本代表経験のある室屋成(ハノーファー)が5年ぶりに復帰。最終ラインには浦和レッズの中心選手として活躍したアレクサンダー・ショルツ(アル・ワクラ)、Jリーグ実績があり韓国代表として3度のW杯出場経験のあるGKキム・スンギュを獲得した。浦和から新潟時代の松橋監督の愛弟子である、長倉幹樹も加入している。
そして今季、ファジアーノ岡山から日本代表の佐藤龍之介が復帰しただけでなく、開幕戦に先発出場したセルティックの稲村隼翔を獲得。そのほかにもパリ五輪代表の山田楓喜、新潟の左サイドの仕掛け人である橋本健人も入った。
こうしてこの1年間で、実力と実績のある選手を次から次へと補強してきた。その結果、それまでFC東京を支えてきた森重真人、仲川輝人、小泉慶といった選手がベンチスタートになり、選手層が一気に厚くなった。
サッカーのスタイルも変わってきた。それはシュート数がJ1クラブの中で1位であることだ。昨シーズンは10位、一昨シーズンは17位。逆に被シュート数は19位と少なく、いかに攻守において安定しているかがわかる。
ペナルティーエリア内へのクロス数もリーグ1位で、点を取りにいく姿勢が今までよりも向上している。
優勝を目指すだけのメンバーが揃い、戦力は充実している。ここに昨年6月のオーストラリア戦で代表デビューを果たした俵積田晃太が故障から復帰すれば、新たな武器となり、攻撃に幅が出る。
それでも昨季11位のチームがいきなり優勝できるほど、サッカーは甘くない。ちなみに今年1月末、FC東京は明治神宮で必勝祈願を行なった際、松橋監督は絵馬に「優勝」と書いている。
(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップ・アジア予選、アジアカップなど、数多くの大会を取材してきた。
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