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記事全文を読む→【アラ還でスタメン】キングカズ「20分で交代」「チームは敗北」を補って余りある最年長出場記録更新の「大フィーバー効果」
J3・福島ユナイテッドFCの「奇襲戦略」が功を奏したようだ。
2月7日に行われた、明治安田J2・J3構想リーグの開幕戦で、福島はJ2のヴァンフォーレ甲府と対戦。今季から新加入したサッカー界のレジェンド・FW三浦知良を先発で起用した。本人も“小”を「ちびりそうになった」と驚く采配。だが、背番号11を背負いピッチに立つと、代名詞の「シザーズ」(ボールをまたぐフェイント)や果敢なスライディングタックルで会場を沸かせたのだ。
もっとも、ピッチに立ったのは、わずか20分。試合も4点を奪われて黒星スタートとなった。異例の短時間出場は物議を醸した。
「負傷したわけでもないのに交代させるのは、限りある交代枠の無駄遣いでしかありません。また、前半3分に早々に失点しています。反撃に出なければいけない場面なのに、カズでは点が取れないと、指揮官が判断したように見えてしまった」(サッカーライター)
とはいえ、カズ効果は抜群だった。試合会場にはメディアが集結し、試合前の記念撮影では大勢のカメラマンが並び、シャッターを押した。
テレビのニュース番組でも、Jリーグ公式戦の最年長出場記録更新(58歳11カ月)を取り上げ「偉業達成」と大々的に報じた。同時に福島ユナイテッドFCの名前も全国に知れ渡り、宣伝効果は抜群だ。すでに15日の次節いわきFC戦はチケットが完売。第4節までアウェーが続くが、対戦相手にも恩恵をもたらしている。
「Jリーグの秋春制移行に伴い、6月まで行われるJ2・J3構想リーグの特別大会は、降格がないことを最大限に活かし、福島は思い切った戦略に出た。開幕戦でサプライズ先発したことで、この先も試合に絡んでくると期待が膨らんでいます。カズ本人も客寄せパンダとして利用されているのはわかっていますが、試合で結果を出せばいいと、気にする素振りも見せていません。この先も出場するたびに最年長記録の更新が報道され、福島のホームゲームでもカズフィーバーが起きるのは間違いないでしょう」(前出・サッカーライター)
アラ還のスターひとりで、町おこしが実現しそうだ。
(海原牧人)
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