政治
Posted on 2026年04月12日 10:00

【世界の「最凶独裁者」列伝】世界最悪のHIV蔓延を放置して「15人の妻」と国家予算を使いまくり!アフリカの「絶倫国王」いまだやりたい放題

2026年04月12日 10:00

 国民の3人に1人が極貧にあえぎ、成人のHIV(エイズウイルス)感染率が世界最悪水準の25%を超える絶望の国。ここで国家予算を「自分の性欲と贅沢」のためだけに溶かし続ける男、それがアフリカ最後の絶対君主で、エスワティニ(旧スワジランド)国王のムスワティ3世である。

 わずか18歳で1986年に即位したこの国王の本性は、まさに「公私混同の極み」。その名を世界に知らしめたのは、毎年恒例の「リードダンス(葦を捧げる舞い)」という儀式だ。
 これは数万人の少女たちが上半身裸の民族衣装で踊り狂う祭典だが、その実は「王妃選び」の場。ムスワティ3世は現在までに15人の妻を持ち、45人の子供をもうけている。
 その選び方はすさまじく、2002年には18歳の少女を拉致同然に連れ去り、権力でねじ伏せて無理やり王妃に据えたという「誘拐婚」疑惑まで報じられている。

 さらにこの男を象徴するのは、2001年に出した前代未聞の「珍法令」だ。爆発的なエイズ蔓延を食い止めるためとして、10代の少女に対し「5年間の性交禁止令」を発令。違反者には牛1頭の罰金を科した。

 ところが舌の根も乾かぬ2カ月後には、自らが17歳の少女を9番目の妻に迎えるという暴挙に出て、国内外から失笑と批判を買うことに。結局、自ら牛1頭の罰金を払って法令をうやむやに撤回させたというのだから、開いた口が塞がらない。

大規模民主化デモが起きても「58歳で新たに婚約」の異常

 国民が飢え、平均寿命が50歳を切る一方で、国王の放蕩ぶりはエスカレート。15人の妻それぞれに豪華な宮殿を建設し、ダイムラー製の高級車マイバッハやプライベートジェットを買い漁る。その原資は、本来なら国民の福祉に充てられるべき国家予算だ。

 そんな「アフリカの絶倫独裁者」に、ついに終わりの足音が聞こえ始めたのは2021年だった。積もりに積もった民衆の怒りが大爆発し、国内全土で大規模な民主化デモが勃発。一時は国王の国外逃亡説が流れるほどだった。
 しかし、依然として権力の座にしがみつくこの男は2024年に、御年58にして元南アフリカ大統領の娘と新たに婚約を発表するなど、相変わらずの絶倫ぶりを見せつけている。

 とはいえ、国民を病と貧困に置き去りにし、自ら「処女のダンス」に目を細める前時代的なエゴイストが、自らの贅沢のツケを払わされる日は、そう遠くないはずだ。

(山川敦司)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年08月29日 07:00

    ダブル不倫スキャンダルで一躍、その名を浸透させた元宝塚女優・花乃まりあに、さらなる荒波が襲いかかっている。8月まで上演されたミュージカル「愛の不時着」でダブル主演した三山凌輝との「不適切な関係」報道からおよそ1カ月が経過したが、花乃を取り巻...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年08月29日 10:30

    ウクライナ東部の前線後方で、強烈な閃光が走る。通信は途絶え、放射性物質を含む雲が国境方向へ流れ始めた。欧州各国の放射線量モニターが跳ね上がり、NATOは緊急協議に入る。原油先物は急騰し、株式市場は暴落。北京では習近平政権が対応を迫られる――...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年08月31日 20:30

    日本のホテルに泊まっていて「チェックアウト時間が早すぎる」と感じたことはないだろうか。日本では「10時チェックアウト、15時チェックイン」という設定が今も多い。ところが海外では「12時チェックアウト、15時チェックイン」をスタンダードにして...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク