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記事全文を読む→井上尚弥VS中谷潤人“5.2世界スーパーバンタム級タイトルマッチ”「無敗対決」の衝撃結末!(1)歴史的瞬間の目撃者になる
まさに世紀の一戦だ。無敗同士、ドロー以外で記録は止まる。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥、フライ・スーパーフライ・バンタム3階級制覇の中谷潤人。振り返れば、日本の至宝同士の殴り合いは常にわれわれを熱くさせてきた。あの名勝負を振り返りつつ、「5.2」の衝撃結末を読む。
4月1日、大橋ボクシングジムの大橋秀行会長から「5月2日の東京ドームはチケットが完売しました。一般発売はありません」と発表があった。先行発売で5万5000席が完売。4年前の井上尚弥VSルイス・ネリの4万3000人を大幅に上回ることは確実だ。最近の東京ドームにおけるプロレス・格闘技興行のジャンルでは、満員となった棚橋弘至引退試合(今年1月4日)の4万6913人をも上回り、武尊VS那須川天心のザ・マッチ(22年6月19日)の5万6339人に迫る、「全席完売、超満員の東京ドーム」が実現することになった。
世紀の一戦、井上尚弥VS中谷潤人 。井上の持つ世界スーパーバンタム級4団体統一王座に3階級制覇の中谷が4階級目の王座獲得に挑むタイトルマッチ。同時に、両選手ともにプロ32戦無敗(井上27KO、中谷24KO)を誇り、ドロー以外ならどちらかの無敗記録が止まる。観客は歴史的瞬間の目撃者になる。
ボクシングファンならずとも「あの試合を生観戦した!」と死ぬまで自慢できる試合になることは必至だが、過去にも世間一般を巻き込んだ「日本人対決」はあった。5.2を前に、激烈な殴り合いになった名勝負を振り返っておこう。
まずは1994年12月4日、名古屋市総合体育館(レインボーホール)で行われたWBC世界バンタム級王座統一戦「薬師寺保栄VS辰𠮷𠀋一郎」だ。
平均視聴率は関東地区で39.4%、瞬間最高視聴率53.4%。薬師寺の地元東海地区では平均52.2%、瞬間最高視聴率は65.6%をマーク。地上波ゴールデンタイムが国民的な話題となった遥か昔の金字塔であり、少なくとも今後ボクシングでこの数字を上回ることはないだろう(井上VS中谷は映像配信サービス「Lemino」でPPV。事前販売6050円、当日7150円と高額でボクシングファン以外は手を出しにくい)。
正規王者の薬師寺と暫定王者の辰𠮷による「史上初の日本人同士の王座統一戦」は、試合前から揉めに揉めて、それ自体が試合の「煽り」になった。
まず、開催地と中継局が決まらなかった。薬師寺陣営は「TBS系で名古屋開催」、辰𠮷陣営は「日本テレビ系で大阪か東京」。WBCは入札で決めることにしたが、世界的プロモーターのドン・キングが参戦して価格は高騰。結局、薬師寺陣営が3.4億円で興行権を落札して名古屋開催を実現。両者のファイトマネーは前代未聞の1億7000万円と伝えられた(のちに「薬師寺は2000万円だった」と判明)。
煽りでは、辰𠮷の「毒舌」が冴えわたった。薬師寺を「勘違い君」と揶揄、「パンチは効かない」「判定なら勝ちにしてあげる」と言い放つ。「薬師寺は眼中にない」というのだ。
薬師寺も「ベルトはニセモノ」と言い返したが、辰𠮷の舌鋒にはかなわない。下馬評は圧倒的に辰𠮷有利。辰𠮷の強打がさく裂して、短期KO決着を予想する声も多かった。
いざ試合が始まると、華やかで天才的強打者の辰𠮷と、基本に忠実で「地味に強い」薬師寺は絶妙に噛み合った。辰𠮷が強烈なプレッシャーから連打すれば、薬師寺はガードを高く上げて防御し、的確にジャブをヒットさせる。辰𠮷の左目はみるみるうちに腫れ上がるが、辰𠮷の強打に薬師寺の動きが止まる場面も。
中盤以降は、速いワンツーで薬師寺が有利に進めた。両者が足を止めて打ち合う場面もあったが、被弾が多くダメージが溜まっていた辰𠮷の劣勢は明らか。
判定は2-0で薬師寺勝利。辰𠮷は薬師寺に「いろいろ言ってごめん。強かったよ」と耳打ちした。「勝ったら『見たか!』と言おうと思ってた」と試合前の舌戦に腹を立てていた薬師寺も、辰𠮷からの謝罪で気持ちが変わり、「一番強かった」と辰𠮷を称えた。
茂田浩司(しげた・こうじ)/日本総研、「東京ウォーカー」を経て格闘技ライター。「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」等書籍編集や、美輪明宏、石破茂、岡田武史などの取材も手掛けた。
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