秋風が心地よく吹き抜け、家飲みが一段と楽しくなる10月。仕事終わりの晩酌や週末のリラックスタイムに「いつもとはひと味違う、極上の酒の肴を楽しみたい」と思ったらどうするか。もちろん酒場へ繰り出すのも悪くないが、自宅のキッチンで手軽にプロ顔負け...
記事全文を読む→【潜入実食ガチレポ】「CoCo壱番屋」の期間限定「ケララチキンスパイスカレー」は「ん? 味が薄い」スパイシーさに全振りしすぎで…
南インドのケララ州で親しまれている伝統的なチキンカレーをアレンジ。マスタードやクミンシードなど数種類のスパイスに、ココナッツミルクやトマトを加え、ほのかに酸味のあるすっきりと食べやすいものに。
これは「カレーハウスCoCo壱番屋」が期間限定で4月17日から提供している「ケララチキンスパイスカレー」(1144円)。「CoCo壱番屋」で人気を博す「スパイスカレーシリーズ」の最新作である。いったいどれほどの味なのか。
具材はカレーソースにじゃがいものみが入っており、ライスの上には大きめなチキン、そして紅しょうがと見間違えてしまったニンジンのアチャール(インド風の漬物)が添えられている。
カレー自体はスープカレーっぽいシャバめなもので、口に含んだ瞬間に強烈なまでのスパイスの風味が広がる。青唐辛子が入っているため、ひと口食べただけで、額に汗がにじむほどホットだ。
細かく刻んで煮込まれたトマトはわずかな酸味を加えてくれてはいるが、ココナッツミルクの味はそれほど感じられない。甘みやクリーミーさはなく、スパイシーさばかりが前面に出てきていて(それがコンセプトなのかもしれないが…)カレー自体の味は薄く、コク深さなどはないというのが正直な印象である。
ニンジンが余計に際立たせる「ただスパイシーで辛いだけ」
トッピングのチキンは、外はカリッと中はジューシーで、ガーリックとブラックペッパーが効いている。これは味わいも食べ応えも十分だ。ニンジンのアチャールは酸味と甘みがしっかりしているため付け合わせに最適。それがゆえに、ただスパイシーで辛いだけのカレーが、一段と軽薄に思えてしまうのが残念なところだ。
「それがケララチキンカレーだよ」と言われてしまったらそれまでだが、突き抜けたスパイシーさとトマトやアチャールの酸味のバランスは良かったので、もう少しカレー自体の味わいがしっかりしていれば、初夏にぴったりな、爽やかであとを引く一皿になったのではないだろうか。
(小林洋三)
アサ芸チョイス
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