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記事全文を読む→【潜入実食ガチレポ】「吉野家」3本柱の新定番「牛丼・油そばセット」ってどうよ!? 合わせる必然性なし&味変しづらい理由
牛丼チェーン「吉野家」が3月12日から新たに提供しているのは、「牛丼・油そばセット」(並950円)。ラーメンとチャーハンのように、日常に溶け込むことを目指して開発されたという新定番だというが、ぶっちゃけ「吉野家」の麺メニューにはあまりいい思い出がない。一抹の不安を胸に、牛丼と油そばの相性を実食確認してみようと…。
近所の店に到着すると、ついにここにもタッチパネル注文が導入されていた。
「牛丼・油そばセット」は牛丼が小盛から超特盛りの6サイズ、油そばはミニと並盛の2サイズから選ぶことができる。さらに牛丼の「つゆだく」や「ご飯少なめ」などのカスタマイズもタッチパネルから選択することができるので、非常に便利だ。
並盛と並盛のセットを選ぶと、注文から5分程度で提供された。第一印象としては「油そばの麺がちょっと少ないな」と…。油そばはメンマ、のり、青ネギ、背脂がトッピングされており、別添えでラー油とお酢が付いてくる。
まずは全体をよく混ぜてから何も加えずにすすってみると、モチモチ太麺にニンニク、醤油、胡椒を効かせたタレが絡んで、普通にイケる。ニンニクはかなり抑えめで全体的にシンプルな味わいだが、のりの磯感やネギのシャキシャキ食感は、いいアクセントになっていると思う。
ただ…やはり最初に感じた通り、並盛でも麺量はかなり少なめだ。油そばといえば、味変を楽しむのがひとつの醍醐味だが、そのままの味を楽しんでいたら、ラー油や酢を入れて味を変えるほど麺が残らないのは、残念なポイントである。玉子を注文して卵黄を投入してみたところ、麺が少ないので卵黄の味が強く出すぎてしまった。うーん、これは微妙だ。

気になる牛丼との相性はというと、「吉野家」の牛丼は相変わらず格別にうまいが、油そばと合わせる必要性は全く感じられず。ラーメンとチャーハンのセットとは違い、油そばにはスープがなく、炭水化物と炭水化物をひたすら食べている感じで、交互に食べて箸が進むという感覚はない。
それではと、牛丼で残ったご飯を麺を食べきった油そばの丼に「追い飯」として投入してみたが、タレも具も少ないため、まぜそばみたいな楽しみ方はかなわず…。
油そば自体のデキは決して悪くないし、牛丼と一緒に食べるのならば、ボリューム感もギリギリ許せるレベルではある。ただ、あくまでシンプルなものなので「油そばを食べに吉野家に行こう」とまでは思えないし、やはり牛丼との相性はイマイチだった。
吉野家ホールディングスは牛丼、うどんに続いてラーメンを3本柱のひとつにしようと考えているようだが、無理して麺メニューを取り入れなくてもいいのではないかと…。
(小林洋三)
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