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記事全文を読む→インドネシアで日本人6人拘束「タイのカラオケクラブ勤務」高額収入のはずが「もう帰れない」脅迫で「犯罪」へドボン
インドネシア第2の都市スラバヤで、日本人の男女6人を含む外国人44人が特殊詐欺に関与した疑いで現地当局に拘束されていたことが、5月11日に明らかになった。
摘発された拠点からは、日本の警察官を装うための制服や「警視庁」と書かれたポスターまで押収され、日本の高齢者を狙った詐欺電話をかけていたとみられる。
保護された日本人女性2人は「タイでKTV(カラオケクラブ)の仕事がある」と誘われて渡航。しかし到着後、車で別の場所へ連れて行かれ、パスポートを没収された上に「もう帰れない」と脅され、特殊詐欺への加担を強要されたという。家族が在スラバヤ日本総領事館に相談したことで、現地警察の捜索につながった。
近年、東南アジアでは「月収100万円」「渡航費無料」「簡単なコールセンター業務」などの謳い文句で高額求人をエサに、日本人を集める犯罪組織が急増している。日本ではアメリカやUAEドバイへの海外出稼ぎばかりが着目されがちだが、
「実はタイをはじめとした東南アジアにも高額案件は多い」
と語るのは、海外出稼ぎ業界事情に詳しい元スカウトマンだ。
「その多くはタイのゴーゴーバーや、カンボジアのKTV(カラオケ)です。カンボジアでは適切なビザや労働許可を取得すれば働くこと自体は可能ですが、中にはニセの労働許可証を渡されたり、実態を知らされないまま働かされたりするケースが少なくありません。それでもドバイなど他の海外出稼ぎに比べればまだマシ、という感覚で流れていく子もいますね」
現地の日本人駐在員や出張サラリーマンを相手にする「日本人キャバクラ」は、10年以上前から東南アジア各地に存在している。その中でも最近増えているのが、カンボジアの首都プノンペンのKTVだという。
「特に中国人富裕層向けの店が増えています。いわゆる売春店ではなく普通のKTVですが、給料が高いため、日本人女性の間で秘かに人気が高まっています」
まんまと呼び寄せたらカンボジア・ミャンマー・インドネシアの詐欺拠点へ移送
女性は夜の店や接客業をエサに集められ、男性の場合はSNSで「タイ勤務」「シンガポール案件」などと称する高額求人が使われるケースが多い。そうして日本人を呼び寄せた後、カンボジアやミャンマー、インドネシアなどの詐欺拠点へ移送するのが典型的な手口だ。
当然だが、日本人はネイティブな日本語を話せるため、高齢者向け特殊詐欺では「商品価値」が高い。特に若い女性は相手に警戒心を抱かせにくく、犯罪組織から狙われやすい側面がある。
「海外で簡単に稼げる」「渡航費無料」「即日高収入」という甘い言葉の裏で、日本人が国際犯罪組織の「駒」として利用されるケースは今後、さらに増える可能性がある。SNS経由の海外求人には安易に飛びつかず、少しでも不審に感じた場合は家族や警察、外務省の相談窓口に確認する慎重さが必要になる。
(カワノアユミ)
アサ芸チョイス
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