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記事全文を読む→9月「沖縄県知事選」が動き出した!「オール沖縄」玉城デニーVS前那覇副市長「10%優勢」自民党の極秘調査
高市政権にとって来春の統一地方選挙の行方を占う意味で、重要な地方選と位置づけられる沖縄県知事選(9月)に向け、関係者は準備に熱が入ってきた。
知事選では共産党や立憲民主党、社民党など「オール沖縄」が支援する現職の玉城デニー氏が三選を目指す。これを阻止しようとするのが、自民党が支援する元総務官僚、前那覇副市長の古謝玄太氏だ。事実上の二人の一騎打ちが予想される。
政治アナリストが言う。
「玉城知事は軍普天間飛行場の名護市辺野古移設には反対で、古謝氏は移設容認の姿勢。これだけでも争点はハッキリしていますが、県知事選が重要な理由はほかにもあります。地方首長選でこの春から負けが込み続けている高市政権がこの大一番でも負ければ、来春の統一地方選に黄色信号が点滅するからです」
そしてもうひとつ、2014年から知事選で自民党推薦候補が負け続けている沖縄で、今度こそ大きなチャンスとみていることだ。
「というのは、2月投開票の電撃衆院選で、沖縄4選挙区の野党候補が軒並み、高市旋風の前に全滅。自民候補が全議席をかっさらいました。沖縄1区では玉木知事の支援などで、これまで連戦連勝だった共産党の赤嶺政賢氏も敗れたほど。それだけに、今度の知事選で自民は勢いづき、知事の椅子奪還を狙っています」(前出・政治アナリスト)
ここで沖縄県民の心をざわめかせているのが、名護市辺野古沖で同志社国際高校(京都府)の生徒が乗った船が転覆し、生徒ら2人が死亡した事故だ。転覆した船を運航していた市民団体「ヘリ基地反対協議会」は玉城知事を支援してきた「オール沖縄」陣営と連携する団体だけに、この事故が知事選にどう影響するか。
カギを握るのは公明党の動向「自主投票」の声も
そんな諸々の流れの中、自民党の西村康稔選対委員長は何度も沖縄入りして、ステルス活動を展開中だ。選挙アナリストが分析する。
「カギとなるのは公明党だといわれます。辺野古移設容認の公明党が合流した中道改革連合が、知事選の対応を決められずにいるためです。沖縄の中道は2月の衆院選でも立民と公明の連携が思うように進まず、自民に全敗。1月、辺野古のある名護市長選では、公明は自民とともに現職の渡具知武豊氏を支援、辺野古移設反対で立民などが支援した前市議の翁長久美子氏をダブルスコアで破りました。長く自公でやってきた公明も知事選対応では苦慮し、自主投票の声もあります」
そしてこう付け加えるのだった。
「自民がつい最近、沖縄で極秘選挙調査をしたところ、玉城氏が古謝氏より10%前後優勢という結果でした。玉城氏は女性有権者を中心に依然として、根強い人気がある。ただし自民党内では『10%は射程距離。勝負はこれから』と強気の声が多い」
自民党の支援候補が12年ぶりに知事の椅子を奪還するのか、それとも現職の三選か。沖縄の熱い夏はこれから本番に突入する。
(田村建光)
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