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記事全文を読む→7失点のメッツ・千賀滉大が首脳陣に迫られた究極の選択「マイナー落ちかリリーフ転向か」緊迫の話し合い現場
ニューヨーク・メッツの千賀滉大がリリーフに配置換えされることになった。6月23日のカブス戦に先発登板したものの、6四死球7失点と奮わず、勝ち星なしの6敗目を喫していた。
この日の先発マウンドは、今季8試合目。このカブス戦が終わった時点で、メッツのカルロス・メンドーサ監督は、
「何か決断を下すことになるだろうが、それだけでは解決しない」
と千賀の先発ローテーション落ちを示唆していた。
「配置換えが発表される前、首脳陣と千賀は話し合いをしています。今季のメッツはもともと、先発陣の若返りを目指していました」(現地記者)
千賀がリリーフへの配置換えを受け入れたのには、ワケがあった。ニューヨークのメジャーリーグ関係者などによれば、首脳陣は千賀に対し、マイナーでの再調整とリリーフへの配置換えの二択を迫ったという。首脳陣はマイナーでの再調整を勧めたが、千賀がそれを拒んだそうだ。
「マイナーでの再調整とは、先発投手として再び使うという意味が含まれていました。千賀がマイナー落ちを嫌がり、それならばリリーフ転向を受け入れるしかない、という結論に落ち着きました」(前出・現地記者)
千賀はリリーフ転向を、前向きに捉えてはいないようだ。もちろん「チームのために」の気持ちはあるだろうが、積極的な様子ではなかったらしい。千賀がマイナー落ちを強く拒んだと聞き、昨年9月の悲劇が思い出された。
「6月に負傷し、復帰後は毎試合ホームランを浴びるような不振に陥ってしまいました。その頃、球団はポストシーズン進出争いが最後まで続くと、選手たちを鼓舞しています。その最中に千賀だけが、マイナー落ちを通達されたんです」(前出・現地記者)
マイナーにはイヤな思い出しか残っていない
この戦力外扱いのような降格に、カチンときたのだろう。千賀はマイナーで別人のような好投をやってのけた。それでも球団は「もう1試合、様子を見てから」と慎重だった。
しかし、その「もう1試合」で千賀は結果を出せず、そのままシーズンを終えてしまったのである。千賀にとって、マイナーにはイヤな思い出しか残っていない。
「今季は5年契約の4年目。何度かトレード放出の話が出ています。リリーフで結果を残さなければなりません」(前出・現地記者)
7失点降板となったカブス戦だが、初回のマウンドでは98~99マイル(約157.7~159.3キロ)を記録している。崩れたのは2回以降だ。大量失点の原因が33歳になった「老い」ならば、リリーフ転向は転機になりそうだ。
(飯山満/スポーツライター)
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