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記事全文を読む→メッツ・千賀滉大「3A大乱調」で終戦が近づく「来季の危機」と「日本球界復帰」の現実味
メッツに所属する千賀滉大が近い将来、日本球界に復帰する可能性が、にわかに現実味を帯びてきた。今季がメジャー3年目の千賀は、開幕からしばらくは防御率リーグ1位を維持するなど、絶好調。最初の14試合はお化けフォークが冴えて77回2/3を投げて74奪三振と、チームの柱として活躍していた。
事態が暗転したのは、6月13日のナショナルズ戦。一塁ベースカバーに走る際に右太腿裏を痛めて、負傷者リスト(IL)いり。その後に復帰は果たしたものの、9試合連続で勝ち星がなく、マイナーリーグでの調整を打診された。
本来は契約でマイナー行きを拒否することができたが、これを受け入れ、かつて藤浪晋太郎が所属していた傘下の3Aシュラキースで調整を続けてきた。9月18日にはフィリーズ傘下3Aリーハイバレー戦に、マイナー2度目となる先発登板。結果は散々で、3回2/3を投げて4三振は奪ったものの、6安打4失点で負け投手となった。本来の投球とはほど遠い内容で、メジャー復帰は遠のくばかりだ。
メジャーリーグを取材するスポーツライターはこう話す。
「メッツは9月21日のナショナルズ戦に2-3で敗れ、ポストシーズン進出に暗雲
が垂れ込めています。本来なら千賀に1日でも早く戻ってほしい状況なのですが、さすがに今の状態では無理。チームがこのままワイルドカード争いに敗れれば、千賀の今季は終了です」
来季以降はメジャーで活躍する場所が与えられるか、微妙な状況だ。スポーツライターが続ける。
「5年契約でメッツに入団しており、今季で3年目が終わります。ところが、フルで働いたのは入団1年目だけで、ここ2年はあまり戦力になっていない。残りの契約は2年ありますが、来季以降は期待薄な存在になりかねません。チームはトレードしたくても契約にノートレード条項が含まれているし、故障がちで年俸およそ20億円の千賀に手を出すチームがあるかどうか。今季のマエケンのように、コトによっては来シーズン中にDFA(事実上の戦力外)になり、退団する可能性はゼロではなくなってきました」
ただし、故障さえなければまだまだ活躍は可能で、慣れ親しんだ日本のマウンドでなら、復活する可能性は十分にあろう。球界関係者は、
「千賀が日本に戻ってくることになれば、手を挙げる球団はまだまだありますよ。争奪戦になるんじゃないですか。別にケンカ別れしたわけではないし、古巣のソフトバンクが最優先でしょうね」
育成出身者初のメジャーリーガーとなり、お化けフォークを武器にニューヨークの野球ファンの熱い声援を受けてきたが、まさに今が最大のピンチ。土壇場に追い込まれている。
(阿部勝彦)
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