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記事全文を読む→【運転のプロが伝授】お盆の高速道路で多発「渋滞最後尾にいたら大型トラックに追突される死亡事故」どうやって回避するか
お盆休みが本格にスタートする中、帰省や行楽などで高速道路を利用する一般ドライバーが急増するが、ここで警戒しなければならないのが、随所で発生する突然の渋滞に伴う事故だ。
一般ドライバーの「死角」とされているのは、渋滞の最後尾で後続車に追突されるリスクである。後続車がもしもトラックやバスなどの大型車だった場合、追突事故は悲惨な死亡事故に至るケースが少なくない。
この手の追突事故はお盆休みのみならず、ゴールデンウィークや年末年始などの時期を含め、全国各地の高速道路で多発している。「大型トラックに追突され、子供を含む一家全員が死亡」などというニュースがあとを絶たないのだ。
ここで不思議に思うのは、トラックは基本的には運転席が高い位置にあり、乗用車に比べてある程度まで前方を確認しやすいこと。なのになぜ、渋滞に気付かず追突などという事態になるのか、だ。
トラックによる追突事故が多発しているのは、スマホやわき見などの「ながら運転」、過労による「居眠り運転」や「注意散漫運転」が横行しているため。最近、新名神のトンネル内で起きた悲惨な事故も、女性トラッカーによる「ながら運転(スマホ)」だった。
となれば、こうした運転はなにもトラック運転手に限った話ではなく、一般乗用車の運転手も同じ。要は運転手の資質の問題なのだが、それがトラックだった場合は、追突によって死亡事故に直結する可能性が極めて高いことが問題なのである。
では、このような悪夢の追突事故から身を守るにはどうすればいいのか。元白バイ隊員で自動車教習所の所長も務めた「運転のプロ」に、渋滞の最後尾で大型車を含む後続車に追突されないための運転術を尋ねてみた。
ポイントは常に左車線を走行すること
自車の前方で渋滞の発生を認知した際、まず避けるべきは、急減速して渋滞の最後尾にピタリと車を停めることである。このような停まり方をすると、後続車のドライバーが渋滞の発生を見落とすなど、追突事故のリスクが一気に高まってしまうからだ。
その上で、以下の基本手順を抜かりなく踏むことが肝要になるという。
●前方で渋滞の発生を確認したら、ただちにハザードランプを点滅させ、後続車に渋滞が起きていることを知らせる。
●ハザードランプを点滅させた後、ルームミラーで後続車の様子を確認しながら、少しずつスピードを落としていく。
●後続車がハザードランプを点滅させ、スピードを落とし始めているのを確認したら、前方車両との十分な車間距離を保つ形で、ゆっくりと停止する。
こうした手順を踏んだにもかかわらず、それでも後続の大型トラックが渋滞の発生に気付かず、減速することなく接近してきた場合はどうするか。運転のプロが究極の事故回避術を伝授する。
「ポイントとなるのは、常に左車線を走行すること。左車線のさらに左側には路側帯があり、ルームミラーで大型トラックの接近を認めた場合、路側帯に車を乗り入れて追突を避けることができます。これが右側の走行車線や追越車線となると、追突回避のためのスペース(レーン)がなく、お手上げになってしまいます」
ちなみに高速道路の路側帯は通常、走行や乗り入れが禁止されているが、緊急時に限っては使用が認められている。
(石森巌/ジャーナリスト)
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