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Posted on 2026年07月09日 11:30

メルセデス・ベンツ公式サイトから急に消えた「三笘薫の特別連載企画」と赤信号進入「人身事故」の関係

2026年07月09日 11:30

 一本の公式記事が、静かにネットから消えていた。
 メルセデス・ベンツ日本の公式サイトで、2025年8月頃から公開されていた特別連載がある。超急速充電網「Mercedes-Benz High-Power Charging」の千葉公園ハブ開設に合わせた企画で、第1弾にサッカー日本代表の三笘薫、第2弾に幼なじみの田中碧が登場していた。
 ところが7月9日時点でいずれのページを開いても、表示されるのは「掲載終了のお知らせ」の一文だけ。「本ページは掲載を終了いたしました」とあり、本文は公式サイトから読めなくなっている。削除理由については、確認できる範囲ではメルセデス側の説明は見当たらない。

 そこに重なったのが、前日の人身事故報道だ。
 7月8日午前8時45分頃、東京都板橋区清水町の交差点で、三笘が運転する乗用車が自転車の女性と衝突。現場は味の素ナショナルトレーニングセンターから約400メートルの地点だった。
 捜査関係者によると、三笘は歩行者用信号が青に変わったのに気を取られ、それとは連動しない車専用信号が赤の状態で交差点に進入したとみられている。女性は左手に全治2週間のケガを負った。
 三笘の所属事務所は同日、「心より深くお詫び申し上げます」と謝罪の声明を出した。5月の左ハムストリング負傷でサッカー北中米W杯のメンバーから外れて約2カ月。W杯開催中というタイミングでの、痛い報せである。

 三笘とメルセデスの関係は深い。過去にもGT 4-Door Coupé、EQS SUV、GLEと、複数年にわたって公式企画にたびたび「出場」してきた。2025年8月には田中とともに、Gクラス初の電気自動車「G580」広告メイキングにも。公式Xで公開された動画には「鷺沼兄弟ついに一緒の仕事」(※三笘と田中は神奈川県川崎市の鷺沼育ち)、「2600万円超の高級車を乗りこなす」と歓喜の声が並んだ。その流れで公開されたのが、件の連載だった。

第2弾は幼馴染の田中碧との「軽口駐車談義」だった

 そして問題は、消えた第2弾の中身である。過去のウェブページを閲覧できるアーカイブサービス「Wayback Machine」に残るキャプチャに、こんなくだりがある。
 第1弾で三笘がこぼした。
「(田中選手は)どうも僕にライバル意識があるらしく、パーキングする時に少しでも白線からクルマが曲がっていると、うるさく指摘してくる」
 それを第2弾で田中にぶつけると、笑顔でこう返している。
「いや、だって、パーキングの白線に綺麗に入ってないと隣に停めたい人に迷惑ですよね」
「あの人、天然だから(笑)」
 つまり、田中が三笘の駐車のズレを冗談交じりに指摘していた、という話である。当時なら車を愛する幼なじみ同士の軽口で片づいたくだりだ。だが交通事故が報じられた後に読み返すと、「白線」「迷惑」「天然」という単語の温度が少し変わって見える。

「メルセデス・ベンツとともに走る人生の豊かさと楽しさを発信するメディアです」
「Mercedes-Benz LIVE!」は、連載の舞台となった自社メディアを、そう説明している。そんなメディアに赤信号無視で人身事故を起こした選手の車談義を残し続けるのは、確かに難しい。「鷺沼兄弟」に沸いたファンにとっても、後味の悪い一件である。

(ケン高田)

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