政治
Posted on 2026年09月02日 20:00

あぁ大失敗!中道改革連合・小川淳也が「新たな形態」とごまかす「中道は解体して立民と公明それぞれの出身会派に戻る」

2026年09月02日 20:00

 中道改革連合、公明党、立憲民主党の3党合流構想が破談となったにもかかわらず、中道改革連合の小川淳也代表は言葉遣いだけは明瞭な「小川構文」を駆使して、合流断念という不都合な事実を覆い隠している。「想像にお任せしたい」と言うので、小川氏に代わって解説したい。

 小川氏は8月31日に立憲民主、公明両党との党首会談後、3党合流が不調に終わったことについて、
「仲間が再起動するための『新たな形態』ということだ」
 と述べた。つまり党の解体・分党ということで、現在の49人が同じ党にとどまることはないという意味だ。

 3党合流が実現しなかった結果への評価はというと、
「富士山でいえば、山梨口から登るのか、静岡口から登るのか。登山道はやや変更を余儀なくされるが、目指す頂は変わらない」
 比喩でそう応じた。これを言い換えると、
「3党合流構想は失敗に終わったが、分党や新たな統一会派という別のアプローチで政権交代を目指す」
 ということになる。

 小川氏は「分裂という言葉には強い違和感」として、決裂に終わった交渉結果を素直に認めなかった。これは事実上の分党を認めてはいるが、ネガティブな印象を避けるため、公式な明言から逃げている。
 さらには、こうも言っている。
「できるだけ塊は整理されていた方がいい。4つよりは3つ、3つよりは2つ、5つよりは4つ」
 党自体は解体するが、議員がバラバラになるのではなく、できるだけ大きな統一会派に合流させたい、と。

抽象的な比喩を連発して決裂の責任をあやふやに

 言葉を濁している「新たな形態」とは、中道改革連合をいったん解体(分党)し、旧立憲出身者は立憲民主党と、旧公明出身者は公明党と、それぞれ別々に統一会派を結成するという道筋を指している。
 党の代表として「合流に失敗したので、党を解散してそれぞれの古巣の会派に戻ります」とは直接的に言えないため、「登山道の変更」や「新たな形態」といった抽象的な比喩を連発し、決裂の責任や結論を明言しないまま、記者の追及をかわす形となった。

 計画が頓挫した危機的状況において言、葉遊びのような言い回しに終始するリーダーには、現状を打破する力強さや国民を引っ張るメッセージ性は感じられない。これではとうてい、高市早苗政権を追及することなどできず、小川氏は早々に辞任した方がいいだろう。

(岡田哲司/政治ジャーナリスト)

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