太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→トランプ大統領が「AIをSIに改称」勝手に宣言で「大迷惑をこうむるのはアメリカ企業」という笑えない現実
トランプ米大統領が9月22日の国連総会の演説で、AI(人工知能)を「SI(超知能)」と呼ぶ方針を表明した。誰もが耳を疑った改名発表だが、トランプ大統領いわく「人工」という言葉は「偽物のように聞こえる」とのこと。アメリカ政府の文書を改め、世界にも新名称が広がることを期待するというのだ。
早くもアメリカ国務省の国際機関担当部局では呼称変更が指示され、翌日の国連安保理でもアメリカ代表が「SI」を使用した。
もっとも、カナダのAI担当大臣であるエヴァン・ソロモン氏は「名称を変更することに、全く熱意を持っていない」と一蹴。世界中で冷ややかな反応が相次いでいる。
なぜトランプ大統領は、こうまで「SI」をプッシュするのか。
「アメリカがAI開発の主導権を握り続けるためのイメージ戦略とみるべき」
と解説するのはITジャーナリストだ。
「アンソロピックのアモデイCEOらは、危険性への対策が追いつかないとして、開発速度を落とすよう求めています。しかし中国勢が猛追しており、スタンフォード大学の今年の報告でも、米中のモデルの性能差が大幅に縮まったと指摘されました。トランプ大統領からすれば、ここで減速すれば追い抜かれる、と。危険なAIではなく、素晴らしい超知能を育てるのだと言い換え、規制を求める空気を押し返したいのでしょう」
社名にAIがつく「OpenAI」はどうするのか
ただしこの呼び方が広がれば、大混乱は必至だという。このITジャーナリストが指摘するのは、すでに浸透している名称との丸かぶりだ。
「企業の業務システムを設計・開発し、運用まで支える『システムインテグレーション』の仕事は、以前から『SI』と呼ばれています。そこへ超知能までSIになれば、『SIに投資する』『SIの人材を採用する』と言っても、どちらの話か分からない。営業資料や求人ではその都度、説明を足す羽目になるでしょう。AIで業務を効率化しようとしているのに、社会全体に余計な手間が増えるというわけです」
名前に「AI」を掲げてきた企業は、簡単には歩調を合わせられない。
「AI最大手の『OpenAI』など、社名にAIがついている企業にとっては大迷惑。当然ながら、大統領の一声で『AI』の文字を外すわけにはいきません。結局のところ、SIへの改名で最も困るのは、AI業界でトップを走るアメリカ企業なんです」(IT業界関係者)
AIに聞いたら大反対されるであろう「強行改称」となってしまった。
(川瀬大輔)
1977年生まれ。国内外のビジネス、スポーツ、政治、社会問題を取材するフリー記者。
アサ芸チョイス
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→
