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記事全文を読む→【凱旋門賞のツボ】驚くほど降雨なしで高速決着に!武豊メイショウタバルもアドマイヤテラも厳しい「強烈外国馬」の破壊力
日本からアドマイヤテラ(牡5)とメイショウタバル(牡5)が参戦する凱旋門賞(GⅠ、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)。発走は10月4日23時5分(日本時間)で、日本でも馬券が発売される。
まず天気だが、現地入りしている関係者によれば、今年は驚くほど雨が降らない。それでも9月30日には7ミリの降雨があったため、散水の予定はないんだとか。
ちなみにパリロンシャン競馬場は昨年、今年と馬場の排水工事を実施。スピードが出やすくなったことで、時計の速い決着になっている。
枠番はどうか。アドマイヤテラは16頭立ての12番枠、メイショウタバルは13番枠に決まった。両陣営ともに内目の枠が欲しかったので、渋い顔をしたことだろう。……と思っていたら、メイショウタバルに騎乗する武豊は、13番枠は期待外れだったかと聞かれて、こう答えている。
「いや、あの、今まで外に近い枠に入った方がいい結果が出ている馬なので、満足してます」
ちなみに1番人気が予想されるダリズ(仏・牡5) は5番枠、ブックメーカーの前売りで2番人気になっているモルティーズクロス(英・牡3)は11番枠だ。
昨年は2番枠のダリズが勝って、2着に1番枠のミニーホーク、3着に3番枠のソジーが入ったように、凱旋門賞は内をロスなく進んできた馬が有利。今年も近7年同様に、直線中ほどにオープンストレッチが設けられるので、内をうまく立ち回ってきた馬に勝利の女神が微笑みそうだ。
レースは、ヴェルメイユ賞を逃げ切ったフレンドリーソウル(英・牝5)が、先手を取って引っ張っていくとみる。フォワ賞2着のベイシティローラー(愛・牡4)がこれに続き、メイショウタバルも前の方で競馬をしそうだ。アドマイヤテラは脚をためて、直線勝負か。
牝馬は過去10年で5勝2着5回の好成績
素直に買うのなら、パリロンシャンで8戦7勝、2着1回とパーフェクト連対のダリズから。末脚の破壊力は抜群であり、末脚勝負にめっぽう強い。春のガネー賞(良)を勝った時は上がり3ハロンを31秒94で駆けてみせ、稍重で行われたフォワ賞でも32秒57の末脚を繰り出して勝った。これで分かるように、晴雨にかかわらず、しまいしっかりと脚を伸ばしてくる。
相手はキングジョージとヨークシャーオークスを連勝中のカルパナ(英・牝5)。あのカランダガンを負かしたキングジョージのレースぶりは圧巻だった。
凱旋門賞は牝馬が活躍するレースで、過去10年で5勝、2着5回という好成績。データも後押しする。
3番手には英国ダービー2着でパリ大賞を勝っているモルティーズクロス、あるいはそのパリ大賞で1番人気だったヴァランディ―ル(仏・牡3)を推す。
日本馬はレーティングが示すように、厳しい戦いとなるだろう。
では、グッドラック!
(兜志郎/競馬ライター)
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