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記事全文を読む→武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈ファストネットワークは無印〉
セントウルSは07年から国際GⅡの格付けとなったが、実際に外国馬が参戦するのは今回が初めて。香港調教馬のファストネットワークがそれで、おなじみのダミアン・レーン騎手が騎乗することになっている。
多くの重賞レースに「国際」マークがついていることにお気づきのファンの方もいらっしゃるはずだが、これは日本の競馬がパート1国の格付けを得るための手続きのようなもの。今回のように実際に国際レースになるケースは極めてマレなことだ。
ファストネットワークが5900万円の1着賞金をゲットできるようなら、外国馬参戦が今後のブームを呼ぶキッカケとなるのかもしれない。
ただ、これが20連勝継続中のカーインライジングの参戦なら、何も考えずに本命でいいわけだが、ファストネットワークは、その怪物からはだいぶ水をあけられている存在。それでも香港のスプリント界の高いレベルを侮るわけにはいかないのだが、さすがに地の利も含めて、日本馬の牙城を崩されたくはない。ここはあえて無印としたい。
ピューロマジックは、直線1000メートルのアイビスサマーダッシュを日本レコードで快勝。その前走は小回り函館の1200メートルの重賞でも逃げ切っているだけに、死角の少ない中心馬と言えそうだ。しかし経験的に、アイビスSDの勝ち馬たちのつまずきの歴史を思い出してしまい、何となく本命を打ち難い。これは年寄りのいらぬ心配なのかもしれないが。
3歳馬ダイヤモンドノットの勢いは大いに魅力だが、この馬のベストは1400メートルではないかという感覚が◎をためらわせてしまう。
そうした逡巡の先にいるのがフリッカージャブ。競馬っぷりにセンスを感じる4歳馬だ。鞍上は今、最も信頼できる松山弘平。急流の中でもベストのポジションを選択できる人馬なら、◎を打つのに最も相応しいだろう。
ママコチャは、やはり芝でこその馬で、混戦ならゴール寸前にどこからともなく現れそうだ。
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