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記事全文を読む→【毎日王冠の大ヒント】人気を形成する「2つのグループ」か「別路線の人気薄」か
10月4日に行われるGⅡ・毎日王冠(東京・芝1800メートル)は、1着馬に天皇賞・秋への優先出走権が与えられるレースだ。これは以下に示す「2つのグループ」が、上位人気を形成する情勢となっている。
①今秋の芝の重賞戦線での飛躍を目指す3歳馬グループ
②今秋の芝のGI戦線への出走を見据えた古馬グループ
このうち①のグループに該当するのがリアライズシリウス(牡3)、ライヒスアドラー(牡3)、アドマイヤクワッズ(牡3)の3頭。そして②のグループに該当するのがサトノシャイニング(牡4)とセイウンハーデス(牡7)の2頭だが、いずれも今回が次走以降に向けての「叩き台」であるという本質は変わらない。
となれば、狙うべきは「今回の毎日王冠を目標に別路線から殴り込みをかけてきた人気薄馬」ということになるだろう。中でも筆者が大いに注目しているのが、レディネス(牡4)だ。
レディネスは約半年ぶりの出走となった前々走の巴賞(オープン、函館・芝1800メートル)で10着に敗れたが、敗因が苦手の重馬場と大幅な馬体減にあったことは明らか。続く前走のGⅡ・札幌記念(札幌・芝2000メートル)では馬体の回復に成功し、レコード勝ちしたシェイクユアハート(牡6)の3着と好走している。
パフォーマンスの振れ幅が大きいゆえに人気の盲点に
過去の戦績を振り返ると、東京の芝1800メートルはデビュー勝ちを収めた舞台であり、前走から200メートルの距離短縮はまさに好材料。デビュー3戦目のL・プリンシパルS(東京・芝2000メートル)では、メンバー最速となる上がり(33秒2)を繰り出して快勝するなど、能力の片鱗を示していた素質馬だ。
しかも今回は「叩き3走目」という勝負ローテーションで臨む一戦。パフォーマンスの振れ幅が大きい馬ではあるが、人気の盲点(単勝予想オッズ20倍前後)となっているだけに、狙って面白い1頭と言えるのではないか。
今回の1週前追い切りは栗東CW(良)で横山典弘を背に7F「96.2-65.8-50.9-36.1-11.4(強め)」と上々の動きを披露(0.5秒追走の強め併入から0.2秒先着)。最終追い切りも栗東CW(重)で同じく横山を背に6F「85.7-70.4-55.7-40.5-12.7(馬なり)」と「軽めの調整」でキッチリと仕上がった。
追い切り後、管理する昆貢調教師(栗東)は次のように語っている。
「(走りに)バネ感が出てきて、体をちゃんと使えるようになってきている。以前は若さで走っていたが、(ここへ来て)落ち着きが出てきた。東京は相性がいい」
東京は相性がいい――。このひと言に、陣営の期待と自信のほどが垣間見えるのだ。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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