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記事全文を読む→【オールカマーの大ヒント】レガレイラ?コスモキュランダ?夏に一変した「急激上昇牝馬」の「重馬場バッチリOK」
9月20日(日)に行われるGⅡ・オールカマー(中山・芝2200メートル)は、今秋に予定されている芝の中距離GI戦線を見据えた始動戦に位置付けられている。
今年の出走メンバーを見渡すと、GⅠ・天皇賞・秋(東京・芝2000メートル)を睨んだコスモキュランダ(牡5)、同じくGⅠ・エリザベス女王杯(京都・芝2200メートル)を狙うレガレイラ(牝5)の「上位人気2頭」が駒を進めてきた。
だが、最終追い切り後のコメントはというと、
「ゆっくり立ち上げて良くなってきた」(コスモキュランダ陣営)
「秋の始動戦としては順調に来ている」(レガレイラ陣営)
と「いかにも」の微妙なニュアンス。今回の始動戦における両馬の相対的な能力上位は確かなのだが、やはり「取りこぼし」が大いにありうると考えるのが妥当だろう。
筆者が着目しているのは、今夏に一変したヴーレヴー(牝4)だ。昨年のL・エルフィンS(京都・芝1600メートル)を勝ち上がった後、長い低迷状態が続いていたが、前々走の巴賞(オープン、函館・芝1800メートル)で1着(2着馬に3馬身差)と突如、覚醒。続くGⅢ・クイーンS(札幌・芝1800メートル)でも0.1秒差の3着に好走するなど、牝馬らしい急激な上昇傾向を見せている。
距離延長がノープロブレムな血統背景
ちなみに、オールカマーの過去10年を振り返ると、牝馬の競走成績は「1着5回、2着1回、3着1回、着外12回」。勝率は25%、複勝率は40%と高い好走率を示しており、「叩き3走目」で臨むステップも併せて、特筆すべき点と言えるだろう。
今回の1週前追い切りは栗東芝(重)で5F「67.1-49.9-36.6-12.5(馬なり)」。最終追い切りも栗東CW(重)で4F「50.5-36.0-11.5(馬なり)」と、順調そのもの。同馬を管理する武幸四郎調教師(栗東)は、次のように「色気」を滲ませている。
「(中山への)輸送もあるので(最終追い切りは)半マイルからサッとやりました。順調に来ており、性格も走りもしっかりとしてきました」
いわゆる「充実期」に入った4歳牝馬。当日は台風25号の接近による道悪が取り沙汰されているが、ヴーレヴーは芝の重馬場で「1戦1勝」の実績がある。
2200メートルへの距離延長を不安視する声もあるが、父サトノクラウン×母父マンハッタンカフェの血統背景を考えれば、そんな憂慮は不要だろう。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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