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記事全文を読む→LCC「徳島⇔韓国便」がわずか2年で運休!韓国人観光客は来るけど儲からない「イケてる地方空港との違い」
2024年12月に韓国・ソウルとの国際定期便が就航し、地元の期待を集めた徳島阿波おどり空港。韓国のLCC(格安航空会社)イースター航空が運航していたものだが、それがわずか2年余りで、2027年1月から運休することが決まった。
2026年9月までの平均搭乗率は79%。利用客の約75%は韓国などからの外国人だった。2025年の徳島県内の外国人延べ宿泊者数を見ると、韓国が国・地域別でトップ。韓国人観光客が来ていなかったわけではない。それなのになぜ、直行便は維持できなかったのか。
理由のひとつは、観光客の数と航空会社の利益は別モノだからだ。韓国人旅行者の中には関西空港などから入国し、陸路で徳島を訪れる人もいる。県内に観光客が増えても、徳島空港を利用する人が同じように増えるとは限らないのだ。
さらに週3往復(火・木・土曜)という運航スケジュールは、旅行日程を組む上で制約になる。
イースター航空は燃油価格の高騰や運航コストの上昇などを理由に、安定した収益を確保できなかったとしている。
茨城空港は遅すぎる到着時刻がネックに
一方で、国際線を広げている地方空港がある。神戸空港は2025年4月に国際チャーター便の運航を開始し、将来的な定期便就航を目指す。新千歳空港や福岡空港は海外からの旅行客を多く受け入れ、石垣空港もコロナ禍で途絶えた国際線を2025年に再開した。
対照的に茨城空港では、タイガーエア台湾の台北線が2025年10月に運休。台北からの到着時刻が午後11時頃に変更され、空港からの移動が不便になったことが搭乗率低下の一因だった。航空会社側のパイロット不足も重なったという。
徳島県は韓国便の運航支援などに2025年度、2億円超の予算を計上し、経済波及効果を約11億円と試算していた。だが搭乗率が79%であっても、路線は維持できなかった。地方空港の国際線は観光客を呼び込むだけでなく、航空会社が利益を出せるだけの需要と、空港から先の交通手段を確保できるかどうかがカギとなるだろう。
(旅羽翼)
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