芸能

斎藤工「なにをやっても同じ演技」に“キムタク化”を懸念する声 

20150511saito

 今や女性たちの“胸キュン俳優”として君臨している斎藤工。01年にデビューして以来、昨年はドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)でブレイク。現在放送中の「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ系)でも主演を務めている。

 だが、期待された視聴率は初回こそかろうじて10%を超えたものの、その後は8%台を横這い。局内では失望感が漂っているという。その上、「どの演技をしていても斎藤工のイメージのまま。これでは『何を演じてもキムタク』と一緒」との不名誉な声まで上がっているのだ。これについてテレビ評論家はこう話す。

「フジとしては、アメリカで高視聴率を叩き出し、日本でも人気の『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』や『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』のような恋愛中心の医療ドラマ路線を狙ったのでしょうが、失敗でしたね。『医師たち──』は、医療現場の問題にしても恋愛にしても、中途半端感は否めません。しかも、ストーリーがのろのろしていて、同じようなシーンが多いので退屈です」

 さらに、芸能ジャーナリストも斎藤を擁護する。

「結局、斎藤人気ありきでドラマ作りに走ったことが敗因でしょう。恋に臆病な年上女性に恋をする若手医師の役どころで、斎藤の魅力を出そうとしたんでしょうが、物語そのものが面白くない。これで斎藤の評価が下がるのは、あまりにも気の毒です」

 役者人生14年目にしてブレイクした遅咲きの斎藤は、自らを「男壇蜜」と表現し、お色気担当だと謙虚に語っているが、本来はコメディからシリアスなものまでこなせる演技力がある。制作サイドには、もっと斎藤の魅力を掘り起こしてほしいものだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
阪神・佐藤輝明の「ホームラン確信歩き」よりも問題視されていた「あの行為」
2
「アッコにおまかせ!」から芸能ニュースが消えた…和田アキ子の「無自覚な舌禍」を阻止せよ
3
巨人・甲斐拓也「自信満々の交流戦データ」がまるで役立たず…1イニング複数失点の「起用問題」
4
【しらさぎSの大ヒント】背水の陣のチェルヴィニアは鉄板!ヒモ穴には「格上挑戦馬」と「特例軽量馬」
5
2軍でもダメ…巨人・リチャードの打撃はどこが問題か?デーブ大久保の「ワンレッグ・ステップ」分析