芸能

芦田愛菜が2位に急上昇…芸能界の新戦略に浮上した「CMジャンル」の錚々たるメンバー

 先ごろ、2022年の年間「タレント別テレビCM出稿量」(ビデオリサーチ調べ)が発表され、トップに輝いたのは「Indeed」「興和」などのCMに出演している斎藤工だった。斎藤は前年に続き、トップを維持している。

 2位の芦田愛菜は「リクルート」「ソフトバンク」などのCMに出演し、前年7位から大きくジャンプアップ。3位には「ユニクロ」「アリナミン製薬」などのCMに出演している綾瀬はるかがランクインした。

 この中で注目したいのは斎藤や芦田のほか、今田美桜(4位)、松坂桃李(7位)というトップ10入りした4人の共通点だ。広告代理店スタッフが語る。

「例年、携帯電話キャリアのCM出演者が上位だったのですが、22年は人材派遣サービス系の出演者が目立ちました。斎藤はIndeed、芦田はタウンワークで、今田はグロップ、松坂はリクルートダイレクトスカウト。これらが大きく出稿量に影響していると思われます」

 人材派遣CMでは他にも、18位にAirワークの松本人志、ベスト20には入っていないものの、乃木坂48がバイトル、吉沢亮がマイナビバイトで起用されている。かなりの豪華メンバーが顔を揃えているが、これにはどういう背景があるのかといえば、

「転職が増える時代となり、人材派遣会社の競争が激化している。サービス内容で差がつけにくいため、多数の人材に登録してもらうためには、とにかく知名度の高さが重要なんです。そのため他業種が広告費をカットする中、CMにお金をかけて有名タレントを起用する傾向にあります」(前出・広告代理店スタッフ)

 芸能界側から見ても、人材派遣や転職アシスタント企業のCMに食い込むことが、所属タレントに箔をつけるひとつの戦略となっているようだ。

(鈴木十朗)

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