過去にコンプライアンス違反行為があったとして、無期限活動休止を発表したTOKIOの国分太一について、エージェント契約を締結しているSTARTO ENTERTAINMENTが一部メディアの取材に「会見は予定しておりません」と回答した。
国分はレギュラー出演する「ザ！鉄腕！DASH!!」（日本テレビ系）をすでに降板していたが、それに伴って関係各所が対応を始めた。TBSは６月25日放送予定の「世界くらべてみたら」の２時間特番を、国分の出演シーンを全カットして放送する方向で最終調整。
福島県は県産品をPRするCMやポスターにTOKIOを起用している。取材に応じた内堀雅雄福島県知事は「非常に衝撃を受けた」と語った上で、県産農林水産物のPR活動への起用継続を含めた今後の対応について「状況を確認しながら検討を進めている」と述べた。
「今回のケースでは、日本テレビの社長が会見を開いたものの、ほぼ何も答えられない状態で、これに批判が殺到。なので、国分が会見を開いて説明する責任があったはず。会見せずにダンマリを決め込んでいるうちに、どんどんコンプラ違反の『容疑』の内容が拡散され続けています」（芸能記者）
番組関係者に対するハラスメント行為があったことは、すでに報じられているが、気になるのはその具体的な内容で、
「被害者は日本テレビの社員ではなく、制作会社の社員。女性のみならず、男性も含めた複数人が被害にあったようです。女性に対してはハラスメントのほか、食事に誘うなどの行動。男性に対しては局部の動画や画像を送ったり送らせたりという、体育会の後輩に対するようなノリで、ハラスメントに及んでいたようです。国分の師匠ジャニー喜多川氏が性加害問題で大騒動になったのに、それを反面教師にできなかったようです」（テレビ局関係者）
言うまでもなく、今後のテレビ復帰は難しそうだ。
（高木光一）
