日本テレビは6月20日、TOKIOの国分太一について、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとして、出演する「ザ!鉄腕!DASH!!」降板を決定したと発表した。降板は第三者の弁護士による調査結果などを踏まえて決定し、20日の臨時取締役会で承認を得たという。
国分との話し合いの中で、すでに番組降板の決定を伝え、国分も了承。なお、同番組の放送は継続する。
この日、午後1時から日本テレビの福田博之社長が会見したが、肝心のことは隠したまま。
「プライバシー上の問題により、行為は発表できません。複数の事案が認められましたが、時期についてはプライバシー保護の観点から、申し上げることができません。刑事告訴についてはそういう事案ではないので、考えていません」
5月27日に、関連する担当者から知らされたというが、まるでハッキリしない。臨時取締役会で降板を決めた理由については、
「長く愛されている番組なので、ガバナンスを利かせる可能性があると思った」
結局、国分は何をしでかしたのか。
「フジテレビの中居正広問題を受けて、テレビ各局は過去のコンプラ違反を徹底的に調査しました。その結果、国分のセクハラ事案が発覚したと聞いています。国分は自業自得ながら、同じ旧ジャニーズ事務所の先輩だった中居氏のトバッチリを受ける形で、仕事がなくなってしまった」(放送担当記者)
国分が副社長を務める「株式会社TOKIO」を含め、日本テレビの会見を受けての関係各所の対応が注目される。
(高木光一)