まさかの「激レアカード」爆誕である。
ドジャースの大谷翔平の愛犬デコピンが、「遊☆戯☆王」トレーディングカードゲームのカードになった。
大谷のインスタグラム動画を見てみると、「KONAMI」と書かれた黒いボックスが映し出される。その中には昨年8月のオリオールズ戦で始球式に登場した際のデコピンのイラストと、そのイラストを用いた「遊戯王カード」が。「遊戯王×DECOY #俺のターンドロー」と、大谷の一文が投稿されている。
「遊戯王カード」は「少年ジャンプ」の人気漫画「遊☆戯☆王」をモチーフとしたトレーディングカードゲームで、1999年の登場以降、非常に人気が高い。製作・販売はコナミが手がけ、大谷はコナミの野球ゲームのアンバサダーを務めるなど、関係が深い。
原作を連載した「少年ジャンプ」編集部と大谷にも、深いつながりがある。昨年に新設された「ジャンプスポーツ漫画賞」で、大谷は「SLAM DUNK」の井上雄彦氏、「アイシールド21」の原作者・稲垣理一郎氏、「黒子のバスケ」の藤巻忠俊氏とともに審査員を務めることに。入選作などは今年1月に発表され、大谷もコメントを寄せている。
なお、デコピンのカードには、以下の説明文が記されている。
〈神聖なるマウンドに降臨した幸せの天使。シキュウシキと呼ばれる特別な儀式を執り行うため、相棒と共に舞い降りたという。優雅な毛並み、キュートな姿に人々は魅了され、儀式はハイタッチで締めくくられた。相棒と歩むショウタイムはこれからも続く――〉
属性は光の獣族で、ATK(攻撃力)が50、DEF(防御力)も50と最高値が設定されている。
「二刀流の大谷になぞらえた設定なのでしょうね。今回のカードは大谷本人に贈呈するための世界でたった1枚で、ファンが入手できるものではないですが、仮に市場に出回れば、その価値は1億円を軽く超えてしまうのではないでしょうか」(ゲームライター)
そりゃ、ぜひとも欲しいファンはいくらでもいるだろうが、デコピンカードが市販され、ゲームで遊べるようになる可能性はなさそうである。
(石見剣)