芸能

主演をライバル女優たちに明け渡す能年玲奈が引きこもり中にハマったものは?

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 今年1月に個人事務所を立ち上げたことで独立騒動が勃発した能年玲奈(22)。以降、表舞台で彼女の演技を見る機会はめっきり減った。開店休業状態にある彼女の“今”を伝える!

 能年がNHKの連ドラ「あまちゃん」でブレイクして国民的女優となったのは13年。だが、それ以降の出演作は映画が2本、単発ドラマが1本と寂しいかぎりだ。民放関係者が語る。

「2年前は、うちの局だけでも5作以上の出演オファーを出しました。しかし、いくら待てども返答がないことも多く、結局は代役を立てることになる。『作品を選びすぎでは』と、その慎重すぎる姿勢に疑問の声が上がっていました」

 そうして逃した“大役”は1つや2つではない。ベストセラー漫画「進撃の巨人」の実写版映画(8月公開)は、企画段階から能年のヒロイン起用が検討されていた。だが、同作のキャストに彼女の名はない。映画関係者が明かす。

「昔から『進撃──』のコミックの大ファンだった能年は、映画出演を熱望していた。それだけに、キャストから漏れたことを知ると、かなり落ち込んだ様子でした。と同時に『何でもっとプッシュしてくれないの‥‥』と不満を口にすることもあったようです」

 同じく人気漫画が原作で、来年公開予定の映画「ちはやふる」もまた、能年が主演候補の筆頭だった。

「制作サイドは昨年から、能年主演で準備を進めていました。というのも、濡れ場はもちろんとして、『キス』『異性との抱擁』『茶髪』『喫煙』などNG事項がやたらと多いことで有名でしたから。シナリオ作りについても当然、能年主演を念頭に進めていました」(前出・映画関係者)

 しかし、今年5月に「週刊文春」(5月7・14日号)が、能年と所属事務所の決裂危機を報じた。記事によれば、能年は「態度が悪いから」という理由でマネージャーに仕事を入れてもらえず、ついに事務所社長に退社を申し出たという。この“冷戦状態”が明るみに出たこともあってか、主演映画は軌道修正を余儀なくされた。

「主演となると、いろいろな契約が付き物。肖像権のトラブルでDVDがお蔵入りになるリスクも考慮して苦渋の決断を下したのです」(前出・映画関係者)

 そこで急遽、「ちはやふる」の主演として、白羽の矢が立ったのが広瀬すず(17)だった。

「能年をメインキャストに据えて来年4月に放送予定だった連ドラも、有村架純(22)の代役で決まりそうです」(前出・民放関係者)

 主役の座を次々とライバル女優に明け渡した能年は今どうしているのか。芸能記者が近況を語る。

「都内マンションで引きこもりのような生活を送っていました。6月にはブログで自宅マンションのロフトを紹介。ワンピース姿で太腿をさらした能年を真下から撮影した“パンチラアングル”の写真がファンの間で話題になりました」

 ネットでサービスカットを披露する一方で、外出する際は大きな帽子と眼鏡、ダボッとした地味めのシャツを着て芸能人オーラを消しているという。

「そんな彼女が頻繁に出かけるのは、池袋の乙女ロードと呼ばれる女性オタクの聖地。人気少女漫画と一緒に、『BLモノ』と呼ばれるボーイズ・ラブ系の漫画を買い漁っていたところを目撃されています」(前出・芸能記者)

 BLは男同士の“性愛”をモチーフにしており、過激なエッチ描写も含まれるジャンル。マニアは多く、漫画好きを公言する能年が、「試しに‥‥」と手を伸ばしても何ら不思議ではない。それより気になるのは、このモラトリアム期間がいつまで続くかだ。

「所属事務所としては一縷の望みを抱いていた。だが、現在は完全に諦めムード。ドラマのオファーがあっても『交渉を引っ張って制作に迷惑はかけられない』と基本的には断る方針のようです」(前出・民放関係者)

 7月7日、能年は七夕にちなんで、短冊の写真をブログで公開。そこにはこんな願いがつづられていた。

「一生演技ができますように」

 一刻も早い騒動の収束を願っているのは、彼女を支えたファンも同じだろう。

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