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記事全文を読む→あの「一世風靡」女性ボーカルたちは今(2) 麻倉未稀
震災2カ月後に仙台で30周年キャンペーン!
「食い入るように聴く被災者に感動で涙が…」
88年のドラマ「スクール☆ウォーズ」主題歌「ヒーロー」の、パンチの効いた歌唱で幅広いファンを持つ麻倉未稀(51)。彼女は震災の年にデビュー30周年を迎えていた。
30周年記念アルバム「ハート・オブ・ゴールド」(キングレコード)は、麻倉未稀がほほえみを浮かべ、豊かな胸の谷間を見せつけるジャケットだ。2枚組のDISC1に新曲や「ヒーロー」「ホワット・ア・フィーリング~フラッシュダンス」をリアレンジしたもの。DISC2にヒット曲から厳選の18曲が収められている。
「1と2とで聴き比べを楽しめる『ミスティ・トワイライト』は恋愛の歌。振られて立ち直る内容なんですけど、その立ち直り方の解釈が20代の頃とまったく違うんですね。それが歌に出てくるようです」
「ヒーロー」については劇的な気づきがあった。
「原曲は♪I need a heroなんですが、訳詞の売野雅勇さんが♪You need a heroと書いてくださったんです。『私!』じゃなくて、『あなたたちの中にも私の中にもヒーローはいるんだ』と。それが『スクール☆ウォーズ』のテーマと一致したんだと思うんです。若い頃には全然わからなかったんですけど」
この記念CDは昨年1月26日のリリース。これに先立つ1月5日にはバラエティ・ドキュメント「激変!ミラクルチェンジ」(TBS)で10キロダイエットに挑み、体を張ったプロモーションを進めていた。そのやさきに3・11の大震災が発生。その1週間後には仙台でのキャンペーンが予定されていたが、当然キャンセルになる。それでも「ぜひ、来てください」と請われて、新幹線が開通した5月に現地に入った。
「被災地でCDを売るってどうなんだろう? と思いました。でも、逆に『売ってください』とおっしゃっていただいて。大音響で歌を聴けることに、皆さんすごく喜んでいただいて。あれは忘れられないですね。詞を体の中にしみこませるように聴いていただいた。歌っている私のほうが、それに感動してしまって、涙を流しながら歌いました」
歌手・麻倉未稀は81年「都会派美人シンガー」のムーブメントに乗って「ミスティ・トワイライト」でデビュー。93年にはヘアヌード写真集「Si」で全裸ボディを披露。そして結婚→離婚→再婚を経ている。07年に再婚した相手は1歳下の土木関係の会社員。今は湘南で暮らしている。
「主人ですか? 優しいですね(笑)。プロデューサーの方が、他の歌手の方に
『未稀ちゃんの旦那さんのような優しい人を夫にしないとダメだよ』とおっしゃるんですよ」
40周年に向け、インナーマッスルを鍛えるフィットネス、ピラティスとボイストレーニングも欠かさない。
「事務所の社長から『70歳まで歌ってもらいますからね』と言われますから」
輝くような笑顔が絶えない実力派美人シンガーだ。
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