芸能

小栗旬もこれで安心?「銀魂」実写映画化に原作者が“炎上封じ”の神コメント

20160710oguri-2

「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気ギャグ漫画「銀魂」が小栗旬主演で実写映画化することが決定し、話題となっている。現時点では小栗以外のキャストは発表されていないものの、撮影は今月からスタート。監督はドラマ「勇者ヨシヒコ」(テレビ東京系)シリーズで知られる福田雄一監督が務める。

 コミック実写作品の主演を数多く務めている小栗と、コメディ作品には定評がある福田監督のタッグで挑むわけだが、二次元のキャラクターたちだからこそ生み出せるハチャメチャな笑い要素をどこまで実写で再現できるのか、期待より不安が大きいのも事実。

 ところがそんな中、7月4日発売の「週刊少年ジャンプ」誌面で「銀魂」の原作者・空知英秋氏が実写反対派のファンの心を揺るがすこんなコメントを出している。

「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。原作の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの『銀魂』のキャラ像はブレないと信じています。ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから『銀魂』に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人たちの作るまた別の形の『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです。わざわざ沈む船に乗り込んだ“現代”の“侍”たちの姿を見て、笑うもけっこう、泣くのもけっこう。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ」(一部抜粋)

 近年、コミック実写化がやたらと叩かれる風潮についても触れつつ、原作ファンを信頼する言葉。さらに自身の作品を軽くけなし、小栗ら出演者へのリスペクトの気持ちも伝わってくる一文だ。

 案の定、実写化に疑心暗鬼になっていた原作ファンにも作者の気持ちは届いたようで、

「すげえ、いいコメント」「空知先生がそこまでいうなら観てみたい」「別作品として楽しむ」など、一転してポジティブな意見が目立つようになった。

「『進撃の巨人』で関係者がついた悪態に比べると、180度真逆ですね。狙ったかどうかは別として、原作者がここまで言うのならファンは何も言えない。今後、このパターンの炎上封じは流行るかもしれません」(エンタメ誌記者)

 空知氏のフォローが逆に関係者へのプレッシャーにもなりかねないが、原作ファンも納得できる作品に仕上げてもらいたいものだ。

(田村元希)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
2
新2軍球団「オイシックス新潟」でくすぶる元広島・薮田和樹と元阪神・高山俊の「1軍復帰ロード」
3
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
4
【ドラマ「Believe」】受刑者キムタク「スタイリッシュでカッコいい&丸刈りナシ」押し売りだらけの超ウンザリ感
5
上毛電鉄「800形」新型車両が全線営業開始!「700型」とは違う「ガッカリ&歓喜」ポイントがあった