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記事全文を読む→あのスターを生んだ夏の甲子園(14)宮崎の至宝・寺原隼人が投じた21世紀初の剛球
01年のドラフト会議で4球団競合の末、抽選で福岡ダイエー(現・ソフトバンク)への1位入団が決まった寺原隼人。その年の春までは無名だった寺原の名が全国に知れ渡ったのは、01年の夏。各地で県予選が行われている真っ只中だった。
今大会でも大健闘中の日南学園(宮崎)だが、その当時のエースだった寺原は県大会の3回戦でノーヒットノーランを達成、一躍その存在がクローズアップされた。その後、県予選を制して甲子園に乗り込むわけだが、投げては150キロ台を連発し、高校生NO1速球王の地位を不動のものにしていた。
寺原はそのウワサに違わぬ投球を初戦から披露。四日市工(三重)との一戦。1回裏にいきなり151キロを計測。試合は8回を投げて1失点10奪三振。8-1の快勝だった。
続く2回戦の玉野光南(岡山)戦で寺原は新たな剛速球伝説を生み出す。1-1の同点で迎えた5回裏からリリーフ登板。その先頭打者に投じた4球目がなんと当時の甲子園史上最速の154キロをマークしたのだ。だが、球速とは裏腹にこの日の寺原は明らかに不調。両チームが点を取り合い、試合は4-4の同点で迎えた9回裏に寺原が3四球で二死満塁のピンチを招くなど、終始ピリッとしない投球内容。結局、延長10回表に2点をチームが勝ち越して6-4で勝利したが、6イニングを投げ奪三振はわずか4個に終わってしまったのである。
実は甲子園に来てからの練習で右手中指に違和感を感じていたという寺原。さらにこの試合前日、宿舎の冷房を切り忘れて38度近い高熱を出していたのだった。点滴治療を受けながらの登板で本来の出来ではなかったのである。
その後も体調は戻らず、東洋大姫路(兵庫)との3回戦は登板を回避。準々決勝は強豪・横浜(神奈川)が相手ということもあり、体調不良のままスクランブル登板。しかし、2-2で迎えた9回表に3四球を与えた2死満塁から決勝のライト前2点タイムリーを浴びてついに力尽きた。この試合の寺原の投球は170球を投じて被安打8、四死球9、奪三振はわずか3つだった。
寺原の記録した154キロはその後、仙台育英(宮城)の佐藤由規(東京ヤクルト)によって塗り替えられるが、ドラフトで4球団が競合したのはその154キロがあったからこそ。「21世紀初の剛球王」という称号は永遠に消えない。
(高校野球評論家・上杉純也)
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