事件
Posted on 2016年12月31日 17:52

アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.7(6)エリート&芸能人がつまずいた“愛欲の罠”

2016年12月31日 17:52

2016_60th_w

 この70年代は“愛”につまずくエリートや芸能人も目立った。

 73年9月20日号が取材しているのは、38歳の立教大学・大場啓仁(おおばひろよし)助教授が妻子4人で伊豆半島の石廊崎(いろうざき)から飛び降り心中をした事件だ。自ら死を選んだ原因は大場助教授が教え子の女子学生(24)との関係の清算に失敗、彼女を殺害したことが発覚したためだった。

 76年5月、芸能人による愛人殺人という前代未聞の事件が発覚、逮捕されたのが歌手の克美茂だった。落ちてきた人気を取り戻そうと、音楽関係者への接待を続けた克美は、借金がかさむ。そこで、愛人の銀座の人気ホステスをトルコ風呂で働かせ貢がせていたが、妻子がいたことがバレると、カムバックの足手まといになるとして絞殺。羽田空港に駐車した車のトランクから遺体が発見され、逮捕された。5月27日号の総力特集は、その詳細を伝えている。

 この総力特集はまた、落ち目になった芸能人の“アセリ”にも焦点を当てている。

〈「雨に咲く花」のヒットをとばした井上ひろしさんも──、

「ボクも(克美と)同じですけど、スターの座からだんだん落ちていくと、アセリが生じるんですよね。そういうとき(再起の)チャンスが訪れれば、これはもう万難を排して死にもの狂いになる。なにか障害があれば、それを踏み倒してでもやる。そういう意味では、ボク、こういう事件が起こるのもわかるようなきがするんです」〉

 率直なコメントである。それだけに、浮沈の激しい芸能界はつねに“第2の克美茂”の危険性を秘めている。いや、「殺人」までいかなければ、すでに第2、第3……の克美はすでに生まれているはずだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月08日 07:15

    アメリカ・アイダホ州の一部地域では、畑の土を外へ持ち出さないよう、厳しい移動制限が敷かれている。農機具も土を完全に落とさなければ、「発生地域」の外へは出せない。そこまでして封じ込めている相手が、肉眼ではまず見えない「線虫」だ。名前は「ジャガ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク