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【一杯酒場】東京・石神井公園「くうのむ ちゃのま」

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全国津々浦々の酒場を回った店主が作る「正しい居酒屋」のおばんざい

 大衆酒場をこよなく愛す店主が修行時代からひまを見つけては全国津々浦々の酒場を回ること、その数300軒強。そしてファミリー層が多い住宅地、石神井公園の駅近くに昨年の夏、店を開いた。

 店名通りどこか懐かしさを感じる和モダンな店内の広々としたカウンターにはおばんざいを盛った大皿がいくつも並ぶ。巨大な急須の置物を始め小皿等の和食器にもセンスが光り、はし置きに使われているのは崎陽軒の瀬戸物製の醤油入れ「ひょうちゃん」。店主が地方の酒場に遠征する度に1つづつ増えていったコレクションだ。出す食べ物は既製品は使わず全て手作りで、日替わりメニューも多彩。居酒屋の「2大メニュー」のひとつである「煮込み」はひと口目は味が薄めと感じるが、鮮度のよいモツの旨味を味わいながら最後まで味噌味を楽しめる絶妙な濃さ。「ポテトサラダ」も辛子と野菜の食感がアクセントとなり、濃厚過ぎないシンプルな味が酒のアテに最適だ。青森直送の「ニシン漬け」は肉厚な身に麹の風味が染みて、気がつけばどんどん日本酒が進んでいく。下町派には天羽の焼酎もおすすめだ。

 一品一品が、店主が今までに体感した集大成の旨さ。味のわかる飲んべえが集まる「ちゃのま」でくつろぎのひとときを。

■くうのむ ちゃのま

住所:東京都練馬区石神井町2-13-5 グリーンハイムたちばな102 電話:03-5923-5677 営業時間:17:00~24:00 定休日:火

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