エンタメ

【一杯酒場】東京・石神井公園「くうのむ ちゃのま」

20170202x

全国津々浦々の酒場を回った店主が作る「正しい居酒屋」のおばんざい

 大衆酒場をこよなく愛す店主が修行時代からひまを見つけては全国津々浦々の酒場を回ること、その数300軒強。そしてファミリー層が多い住宅地、石神井公園の駅近くに昨年の夏、店を開いた。

 店名通りどこか懐かしさを感じる和モダンな店内の広々としたカウンターにはおばんざいを盛った大皿がいくつも並ぶ。巨大な急須の置物を始め小皿等の和食器にもセンスが光り、はし置きに使われているのは崎陽軒の瀬戸物製の醤油入れ「ひょうちゃん」。店主が地方の酒場に遠征する度に1つづつ増えていったコレクションだ。出す食べ物は既製品は使わず全て手作りで、日替わりメニューも多彩。居酒屋の「2大メニュー」のひとつである「煮込み」はひと口目は味が薄めと感じるが、鮮度のよいモツの旨味を味わいながら最後まで味噌味を楽しめる絶妙な濃さ。「ポテトサラダ」も辛子と野菜の食感がアクセントとなり、濃厚過ぎないシンプルな味が酒のアテに最適だ。青森直送の「ニシン漬け」は肉厚な身に麹の風味が染みて、気がつけばどんどん日本酒が進んでいく。下町派には天羽の焼酎もおすすめだ。

 一品一品が、店主が今までに体感した集大成の旨さ。味のわかる飲んべえが集まる「ちゃのま」でくつろぎのひとときを。

■くうのむ ちゃのま

住所:東京都練馬区石神井町2-13-5 グリーンハイムたちばな102 電話:03-5923-5677 営業時間:17:00~24:00 定休日:火

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
3
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え