歌姫が巨大イベント2度目の「トリ辞退」
先輩trfが「韓流の前座扱い」に激怒したッ
浜崎あゆみ(32)が今年になって始めたネット上のつぶやきブログ「ツイッター」がまた波紋を呼んでいる。今度は所属レコード会社のビッグイベント「a-nation」のトリを辞退したことを明らかにしたのだ。
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音楽関係者が語る。
「浜崎といえば、所属レコード会社を代表するアーティスト。03年から8年連続で『a-nation』で大トリを務め、エイベックスでは絶対的な存在です。ところが、今年8月27・28日に味の素スタジアムで行われた最終公演では東方神起が大トリを務めることになり、浜崎が大トリではなかったことがファンの間でさまざまな憶測を呼んだ。そのため、浜崎は27日、自身のツイッターで〈必要なのは〝どう見られるか〟ではなく〝どう在りたいか〟その信念を貫かせて頂いた結果が今日の全てです〉と意味深なツイート(つぶやき)をしました」
表向きの理由は、「演出上の都合」とされたが、マスコミへ配布された事前資料では浜崎が大トリになっており、急きょ変更になったことは明らかだった。あゆに何が起きたのか。
「実は、歌う曲目のセットリストには、8月31日発売のミニアルバムで披露する、東方神起から分裂した『JYJ』のジュンスの弟で韓国人アーティスト・JユノUNOとの曲が含まれていた。ところが、突然代役として『AAA』の浦田直也が抜擢。JUNOが出演しなかった背景は、東方神起の2人が難色を示したためだったが、自身よりも東方神起の意向を会社が受け入れたことに対して、浜崎が不信感を募らせたんです。ファンから『JUNOくんが出れないということで、歌わないという選択はなかったのか』と質問されると、『ないですね。自分の曲だけを突然セトリ(=セットリスト)から外されて1番苦しんだのは誰でしょうか。彼のせめてもの願いですよ、だから託された私達は全力で歌わせて頂きました』と答えています」(前出・音楽関係者)
だが、それだけではない。
今回の大トリ辞退の伏線は、すでに昨年からくすぶっていたというのだ。
さるミュージシャンが声を潜めて言う。
「実は、あゆが不信感を強めたのは、所属レコード会社が、今やエイベックスの金看板である東方神起を前面に押し出しているからです。しかし、もとを正せば、エイベックスはtrfなどの小室ファミリーが屋台骨を支えてきた。ところが、昨年には先輩のtrfが韓流の東方神起の前座を務める順番になり、あゆが激怒。
『大先輩のtrfさんにこんなことさせていいのか』と一時はボイコット寸前になるほどの騒ぎになった」
最終的には、会社の上層部もなだめるほどの大騒動になったというのだ。さらに、
「『出演することさえも、実はギリギリまで悩みました』と苦悩を明かしているが、実際にX JAPANやAKBなど〝外様〟のアーティストの要求を全面的にのんだことにも不快感を募らせていたといいます。しかも、会場の味スタの最寄り駅は特急も止まらない。イベント終了後、一斉に人が押しかけると、とてもホームに収まりきらないため、さほど浜崎ファンではない客は浜崎の歌唱中にぞろぞろと駅に向かうのが毎年おなじみの光景となっていた。事実、一番人気は07年以降は東方神起で、彼らのライブが終わると帰るファンが大勢いたんです」(音楽ライター)
浜崎は毎年、ファンが途中で家路に向かう光景を見続けていたため、会社サイドに「あれを見ると気分が落ちる」「もっと大きい駅があるところでやればいいのでは」などと申し入れたこともあったが、首都圏からのアクセスや周辺への騒音問題などの配慮で、受け入れてもらえないことも不満の一つだという。
音楽事務所関係者が声を潜めて言う。
「そのため、毎年、打ち上げでは不機嫌な様子が目立ち、深い絆で結ばれている松浦勝人社長がフォローに回ることが多かったんです」
とうとう歌姫の堪忍袋の緒が切れて爆発。来年はいよいよ出演拒否か─。そんな限界点を迎えつつあるという。
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