芸能

キンタロー。「神(浜崎あゆみ)との直接交流は許されないと思ったので」/テリー伊藤対談(2)

テリー 浜崎あゆみさんはモノマネがきっかけで実際に会えたんでしょう。

キンタロー。 そうです。昨年末のカウントダウンライブで同じ代々木(競技場第一体育館)の舞台に立たせていただいて。

テリー すごいなぁ。浜崎さんのモノマネはずっとやってたんだっけ。

キンタロー。 いえ、私が高校の時からカリスマ的存在だし、モノマネする人が多くて、新参者の私がやったところで埋もれちゃうので、モノマネ芸人としてもなかなか手を出せなかったんですけど。ある日、浜崎あゆみさんがNHKの番組に出られていて、すごくヘッドマイクの位置を気にされて、要所要所でマイクをすごい触っていたんですね。きっと、マイクの位置で自分の声の届き方が変わっちゃうから、少しでもキレイに届けたくて、すごい気になってるんだと思ったんで。あゆの細かいこだわりの部分にアプローチしてマネしたいと思いまして。

テリー 要はマネできそうなポイントを発見したんだ。

キンタロー。 はい。それで「どうしてもマイクの位置が気に入らない最近の浜崎あゆみさん」っていうタイトルで番組でやったら、本人が見てくださって。「ちょっといい加減にして!」とか言いながら、「代々木で待ってま〜す」って言ってくれて。その鶴の一声で夢のような大舞台に立てたという。

テリー へぇ。やっぱり浜崎さんもすごいね。そういうのを敏感に感じ取って、即動いてくれるんだから。実際会ってみて、どんな人でした?

キンタロー。 もうほんとに天才だと思いました。神から授かった美貌はもちろんのこと、演者と裏方の脳も全部持ち合わせていて、自己プロデュースの鬼というか。さらに女性的な部分と男性的なサバサバした部分を持ち合わせていて、やっぱりカリスマなんだな と。

テリー どんな話をしたの?

キンタロー。 あゆもお子さんがいて二児のママで、うちも同じ二児のママなんですが、ライブの日は大晦日で「預け先がどこもなくて」って言ったら、「連れてきて大丈夫だよ」って言ってくださったので、娘も連れて行ったんですよ。そうしたら、私たちにとっては神のような存在ですが、子供は無邪気にあゆと普通に話していて、あとで聞いたらあゆの控室にも入っちゃったりしてたらしいんですよ。だから「大丈夫でしたか? すみません!!」って聞いたら、「かわいいね」「色々おしゃべりさせてもらいました。楽しかった! ありがとう」って。ほんとに神対応の歌姫で、すごい感動しました。

テリー LINEとか、連絡先は交換した?

キンタロー。 いや、やっぱりカリスマ的存在の神なので、恐れ多くてできなかったです。神との直接交流は許されないと思ったので。

テリー そうか(笑)。あと、最近はあの子のマネもしてたよね。あのちゃん。ああいうのは直感的に「あ、これはすぐマネできる」とかって思うの?

キンタロー。 あのちゃんはすごく出しやすい声で。去年だったかな、今までにやったことのない人のモノマネを言われたら、その場ですぐにやらなきゃいけないムチャ振り企画があって、その時に私があのちゃんを引き当てたんです。

テリー ええっ、ということは、そんなに練習せずに、すぐできたんだ?

キンタロー。 そうですね、あのちゃんは。やっぱり相性があって、結構すぐやれるものと難しいものがあります。その中であのちゃんは自分の中で当たりだったというか、すぐやれましたね。

ゲスト:キンタロー。(きんたろー。)1981年、愛知県生まれ。大学を卒業後、社交ダンス講師・OLなどを経て、2011年「松竹芸能タレントスクール」に入学。2012年、ピン芸人としてデュー。その後1年で、前田敦子、光浦靖子などのモノマネでブレイク。また、2017年に競技ダンスの世界大会「WDSFラテンシニアⅠ世界選手権」でアジア人歴代最高位の7位、翌2018年に8位入賞するなど、競技ダンスでも活躍。2015年に一般人男性と結婚し、現在は二児の母親。独自のモノマネでバラエティー番組を中心に活躍中。

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