芸能

出川哲朗、初冠番組も絶好調を後押しした「陰でも人を褒める」苦労人伝説

 今年の6月、テレビ東京は開局53年目にして、初めてゴールデンタイムの視聴率で民放キー局3位に躍進。全仏オープンテニスでの錦織圭の活躍、世界卓球選手権のメダルラッシュなども奏功したが、もうひとつテレ東躍進の原動力になっていると言われるのが、53歳にして大ブレイク中のベテラン芸人・出川哲朗の存在だ。出川初の冠番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」は、4月15日からレギュラー番組に昇格して以来、5月27日には最高視聴率8.3%を記録すると、今月15日の特番でも8.1%と高視聴率を維持している。

「『an・an』が毎年行っている『嫌いな男ランキング』で5年連続ランキング1位となり、殿堂入りしていた頃がまるでウソのよう。最近は若い女性から『かわいい』と言われて大人気。本人も『やっと時代が俺に追いついた!』と豪語してます。テレ東の小孫茂新社長も定例会見で番組の魅力について、真っ先に出川の人柄を絶賛していました」(女性誌記者)

 こうした成功の要因としては、もちろん高視聴率番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)も含めたバラエティ番組での奮闘ぶりなどが見逃せない。しかし出川の魅力について、事情通はこう分析する。

「創業明治27年の老舗の海苔問屋に生まれた育ちの良さもありますが、実はその店も出川が高校時代に倒産寸前まで追い込まれた。そして家族を支えるため、有名料亭で働くために尼寺に住み込み修行した経験を持つ、なかなかの苦労人です。こうした苦労で身に付いたのか、お笑いの世界でも『他人の悪口を言わない』『言わないどころか、陰でも褒めまくる』と言われ、芸人仲間の間でも信頼を勝ち取っています」(放送作家)

 リアクション芸人から”愛されるゆるキャラ”として、冠番組が今後も増える可能性は大。出川哲朗は、これからが本当に「ヤバい」!?

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
またまたファンが「引き渡し拒否」大谷翔平の日本人最多本塁打「記念球」の取り扱い方法
4
京都「会館」飲食店でついに値上げが始まったのは「他県から来る日本人のせい」
5
巨人の捕手「大城卓三と小林誠司」どっちが「偏ったリード」か…大久保博元が断言