社会
Posted on 2017年10月02日 17:55

エイズ感染「九州激増」大パニック!(1)九州が危機的な状況に?

2017年10月02日 17:55

「エイズ感染九州で激増」福岡ソフトバンク・ホークスが2年ぶり優勝を決めた週明け、地元紙1面に驚愕の見出しが躍った。はたして、今なぜ「九州」なのか──。

 9月19日付の西日本新聞の1面を飾った調査報告は、九州男児にとってはまさに寝耳に水。祝賀ムードも吹っ飛ばす内容だった。記事によれば、2016年に福岡県で新規に報告されたHIV感染者は46人、同じくエイズ患者も46人、計92人の感染が認められたという。この数は過去最多のもので、前年比では実に161%という激増ぶりだという。また、近隣の佐賀県でも計9人、熊本県も計19人と過去最多を計上し、九州が危機的な状況にあると警鐘を鳴らしているのだ。しかも、感染ではなく、発症してから報告される「いきなりエイズ」の割合は全国的には約3割程度にとどまっているにもかかわらず、福岡県では半数の5割と突出していることも、エイズ感染の拡散脅威を感じさせる。

 この記事を受け、ネット上では即時に、

〈九州には同性愛者が多いからだ〉

〈地理的にアジアから来た感染者から広まった〉

〈九州を封鎖せよ!〉

 など、根拠不明や憶測まじりのさまざまな書き込みが行われ、さながら大パニックとなっているのである。

 この調査報告の数字について、感染症学が専門の中原英臣医学博士が説明する。

「数字だけでは本当に患者が増えているのか、それとも検査を受けている人が増えているだけなのか、ハッキリしません。ですが、感染者ではなく急に発病する人が増えているとなると、実際に病気が増えているのではないか。なぜ九州なのか原因はわかりませんが、局地的に流行が起こっている可能性はあります」

 これに対し、県内最多となる計63人という報告数を出した福岡市を直撃すると、保健福祉局健康医療部保健予防課の担当者が状況を説明する。

「実は、この1年前の15年の報告数は計27人とかなり少なかった。そのため、増加率がハネ上がったのです。つまり、一昨年にきちんと検査を受けておらず、昨年にいきなりエイズを発症したケースが数字に反映されたのではないかと見ています」

 はたして、“エイズ急増”は数字上だけのトリックなのだろうか‥‥。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    事件
    2026年09月21日 13:30

    沖縄県の新知事、古謝玄太氏の周辺がキナ臭くなっている。9月13日の沖縄県知事選では開票0%で当選確実が出たが、9月16日にX上で「浮島龍美」を名乗る人物が古謝氏の家族の通学先、関係先を特定、拡散。17日になってもネット上の愉快犯が浮島氏の投...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月23日 15:45

    長年、親しまれた「Suicaのペンギン」の後釜は、どのキャラになるのか。JR東日本が進める「Suica」の新キャラクター選びが、思わぬ波紋を広げている。現行のペンギンは2001年のサービス開始から、カードや駅の案内でおなじみの存在。今回の交...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク