4月21日、GⅢ・西武園記念2日目。4月30日からいわき平競輪場で行われる日本選手権競輪(競輪ダービー)を前に、選手のコンディションをチェックしようと出かけたのは、キーマンのひとりで有力候補の脇本雄太を見ておきたいと思ったことが一因だった。...
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もう三十数年以上も前の話だが、西武園競輪に出かけると必ず見かける、怪しい風体の老人がいた。仲間内では「死神」「疫病神」と呼んでいた。その老人の髪はボサボサで、髭は無造作に伸び、虚ろな目に度の強そうな黒縁の眼鏡をかけている。夏でも汚れた黒いコ...
記事全文を読む→取手競輪場で開催されたGⅡウィナーズカップの最終日、3月24日。この日はガールズケイリンコレクションに出場する石井寛子選手を応援する目的もあったが、ミッションはもうひとつあった。ガールズケイリンで活躍し、2021年に最高峰のガールズグランプ...
記事全文を読む→3月24日、江戸川、戸田とボートレース2連チャンの次は、取手競輪場で行われるGⅡウィナーズカップに出かけた。自宅からは地下鉄千代田線、JR常磐線を乗り継ぐが、乗り換えはホームを移動するだけなので、1本でつながっているような感覚である。ただし...
記事全文を読む→【競輪とは】競輪は人力で運転する自転車が最多で9車、すり鉢状の楕円コースを周回して順位を競います。競輪場は全国に43カ所あり、公営4種の中ではもっとも数が多い競技です。コースは1周500メートル、400メートル、333メートルなどがあり、4...
記事全文を読む→何も一攫千金を狙うことだけがギャンブルの醍醐味ではない。わずか100円でも感動と興奮の体験を得られ、時には昭和レトロな食堂でB級グルメに舌鼓を打つ―。先月「はじめて行く公営ギャンブル」を上梓した藤木TDC氏が、中高年のギャンブル初心者向けに...
記事全文を読む→岐阜で開催のGI全日本選抜競輪の4日目、最終日。12Rに決勝戦が行われる。場内の飲食店は特観席のレストラン、2コーナー付近のドリームホールの一角にある食堂、それと正面入り口付近には数台のキッチンカーが並んでいる。キッチンカーのひとつで、魅惑...
記事全文を読む→岐阜駅に降り立つとすぐに目につくのが、北口の階段を下った広場にある、黄金の織田信長像である。信長は天を仰ぐでも下界を見下ろすでもなく、遥か遠方を見据えた、凛とした姿で立っている。気高さよりは威圧感を演出している点で、珍しいモニュメントでもあ...
記事全文を読む→自宅から最も近いギャンブル場はどこかというと、京王閣競輪場と東京競馬場である。京王閣競輪場は京王多摩センター行きなら乗り継ぎなし、東京競馬場は特急に乗り、東府中で乗り継いで(開催時は停車する)府中競馬場正門前駅で降りる。どちらも所要時間は2...
記事全文を読む→「静岡記念」◎深谷知広/○清水裕友/▲郡司浩平/△浅井康太多勢に無勢でもひるまないファイターには、他地区の選手でも熱い声援を送るのが競輪ファンでもある。「静岡記念」(2月1日㊍〜4日㊐)は、地元南関の選手の充実ぶりが他地区を圧倒している。1...
記事全文を読む→「川崎記念」◎郡司浩平/○清水裕友/▲深谷知広/△松浦悠士同じ地区の選手が多くラインが2つになっても、叩き合うことはまずない。「川崎記念」(1月18日㊍〜21日㊐)は、開催日時が例年の4月からこの1月に変更されたが、出走メンバーはSS班4人...
記事全文を読む→「川崎記念」◎郡司浩平/○清水裕友/▲深谷知広/△松浦悠士同じ地区の選手が多くラインが2つになっても、叩き合うことはまずない。「川崎記念」(1月18日㊍〜21日㊐)は、開催日時が例年の4月からこの1月に変更されたが、出走メンバーはSS班4人...
記事全文を読む→例年、競輪の初打ちはG3立川記念と決まっていたが、今年は立川記念がなく、G3は大宮記念からのスタート。だが諸事情で参戦できず、初打ちは関西のG3の第一弾、1月11日からの和歌山記念「和歌山グランプリ」となった。和歌山G3は関西でも最も馴染み...
記事全文を読む→「和歌山記念」◎古性優作/○新山響平/▲和田健太郎/△東口善朋同県に機動型が多いと、追い込み選手は余力を残して勝ち上がることになる。西日本で行われる今年の記念初戦「和歌山記念」(1月11日㊍~14日㊐)は、1班6人の地元勢をはじめ、近畿が断...
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