エンタメ

ホラーサスペンスと化した「ちいかわ」の人魚殺しと拷問復讐劇の恐怖

 ウェブ漫画「ちいかわ」は、いまや漫画やアニメだけでなく、キャラクターとしても大人気。グッズのほかに洋服、お弁当、お菓子などもある。キャラクターが歩き出し、まるで実在のアイドルのようだが、実は原作漫画ではこの春から「島編」なる長編ストーリーを展開中だ。ここに出てくるセイレーンというキャラクターが実に恐ろしく、本物のホラーサスペンス、との評価があるほどで…。

 セイレーンは人魚がモチーフになった生き物で、主人公のちいかわ達が訪れた島で、その島民を食べるという設定になっている。

 仲間である人魚を島民の誰かが食べてしまった、との理由で復讐と犯人探しを始め、島民を捕獲。誰が殺したのかを聞き出すため拷問にかけ、壺漬けにしたり、海の中に沈めたり。

「先日アップされたストーリーでは、セイレーンがイカの足を遊びながら食べた…というシーンが登場しました。このシーンが極め付きで、視聴者を恐怖に陥れている。『これは、ちいさくてかわいいやつらの漫画での発想ではないのでは』との声もあるほどです。ただ、ここまで人気が出た理由のひとつとして、善人に見えても実は誰もが持っている悪の部分だったり、あるいは怖い一面を、平和に描いている点がある。性善説じゃない、生き物は残酷なんだ、と感じる部分が魅力なんです」(漫画業界関係者)

 間もなく「島編」はクライマックスを迎えようとしている。最後ははたしてハッピーエンド、それともバッドエンド!?

(小津うゆ)

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
田中将大に11球団からオファーがないワケを高木豊がズバリ指摘!そして「カムバック賞」は…
2
田中将大は10勝10敗でOK「俺が編成なら獲る」と断言した野球解説者の「独自査定」
3
「好きな女性アナNo.1」TBS田村真子アナに負けた同期ライバルアナの「独自キャラ探し」
4
【切腹の現場】わずか13歳の「実の娘」に介錯された戦国武将の最期
5
守護神・大勢がいるけど前中日セーブ王・マルティネス「24億円で巨人へ」の起用法激突