事件

紳助VS絶縁タレント 仁義なき「切り込み構想史」(2)「共演者NGリスト」がある

自身を頂点とする紳助一家を形成する一方で、紳助親分の周囲には敵対する一派も増えていった。
 そんな状況には、タレントを起用する番組サイドも神経を遣っていたようだ。
「キャスティングの際、紳助さんが嫌う人、逆に紳助さんを嫌う人について、『共演NGリスト』のようなものがありました。要は、紳助さんの番組で企画段階から共演が不可能なタレントについては事前に把握しておこう、というものです。実際に確執があったタレントさんばかりではなく、事務所の戦略上、〝紳助色〟をつけないために共演をNGにしているタレントさんの名もあげられていました」(在京キー局関係者)
 そうしたリストの中に、意外な名前があったという。なんと藤原紀香(40)である。
 藤原といえば、紳助の番組でアシスタントに抜擢されたあとにブレイクした経歴を持つ。前夫・陣内智則(37)との結婚披露宴では、紳助が異様なまでに涙を流す姿が目撃されたほどだ。「紀香さんの場合は、出演すれば離婚をトークのネタにされるからですよ。紳助さんの番組には陣内さんを使うことが多く、実際、彼はネタにしていますからね」(前出・キー局関係者)
 今をときめく若手女優たちも、紳助との共演を拒否しているようだ。
上野樹里(25)や北川景子(25)らまでが紳助の番組に出ることを快く思っていないといいます。彼女らは関西出身です。紳助の番組に出れば、そこをからかわれるのは目に見えているからでしょう。一昔前、大阪出身の沢口靖子(46)が紳助と共演した際、『こんなん気取ってますけど‥‥』とさんざん、関西出身ネタでいじられて、その後、紳助との共演を見直すようになったという一件が先例なのかもしれません」(前出・放送作家)
 逆に、たとえテレビ局に所属する女子アナといえど、紳助ににらまれたら番組には出られないという。
「『クイズ!ヘキサゴン』(フジ系)のテコ入れでアシスタントを加える際、紳助さんは中野美奈子アナ(31)を起用しようとしたが本人の意向で断られたといいます。結局、同期の中村仁美アナ(32)に白羽の矢が立ちましたが、以後、紳助さんの口から中野アナの名前が出ることはなくなった」(フジテレビ関係者)
 引退してなお、〝絶縁タレント〟は許さないのだろうか。とはいえ、紳助自身がキャスティングされることはもはやなくなった。

カテゴリー: 事件   タグ:   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身