芸能

米倉涼子、「リーガルV」数字続落も「女優として大きな一歩踏み出した」の声!

「リーガルV~元弁護士・小島遊翔子~」(テレ朝系)の第6話が11月22日に放送された。視聴率は14.4%(関東平均値、ビデオリサーチ調べ)。第1話から15.0%、18.1%、15.9%、16.5%、15.4%、そして今回の数字と徐々にダウンしている。ラストに向け一気に伏線を回収、驚きの展開を期待したいところだが、ダウンの一因には米倉のキャラ設定が「ドクターX」などに比べて弱いのではという指摘もあるという。ドラマ関係者が言う。

「米倉は、08年放送のドラマ『モンスターペアレント』(フジテレビ系)でも弁護士役を務めています。その役どころは世界を股にかけ企業問題を扱う敏腕弁護士。その、米倉扮する弁護士が、ひょんなことで教育委員会の顧問となり、教育現場でモンペアからのクレームと闘うという内容でした。ただ、教育委員会の仲間うちでも味方は少なく、一人暴走する展開が目立ち、米倉が大胆な胸開きや脚魅せの多いスーツを着用することも多かったこのドラマは、初回こそ14.2%でしたが、これが最高で、平均視聴率(関東地区)は12.2%に終わり、シリーズ化されることもありませんでした。この時のトラウマが今回の『リーガルV』での小鳥遊翔子のような、ちょっとコミカルで自分はあまり前に出ず、陰の参謀役としてチームで問題を解決していく元弁護士というキャラを生んだことにつながっている気がしますね。『ドクターX』や、『交渉人~THE NEGOTIATOR~』(08年、テレ朝系)のような自分の腕1本で何とかする、というような突出したキャラからの脱皮をしたという意味では、今後の女優人生において大きな一歩になったかもしれません」

 とはいえ、「リーガルV」第6話は、このドラマを観続けている視聴者にとっては、楽しめた回だったようだ。〈リーガルV 面白くなってきたー〉〈今日のリーガルV 今までで一番好きだった!〉といった好意的な意見が最も目立った回でもあった。

 同回は、結婚詐欺に遭ったという被害者(依頼人)役でカラテカの矢部太郎がゲスト出演。法廷内で被告代理人を務めたのは、向井理扮するエリート弁護士の海崎勇人。被害者入会していた結婚相談所に喜々として入会したパラリーガル役の安達祐実が、事務所で着ている地味なリクルートスーツ姿から一転、婚活用の華やかな“大人かわいい”洋服に身を包んでの潜伏調査をノリノリでこなしていたのも話題だった。安達には、〈38歳とは思えない〉〈今日は祐実ちゃん沢山出てたし、可愛かった〉との声が聞かれた。何でも向井と安達は同学年だそうで、〈法廷内でもしこの2人の共演があるとしたら見もの!〉といった意見も。さらには、〈小鳥遊の“私、弁護士資格ないんだもん”との軽いセリフが、“だからポチ(林遣都演じる青島圭太)に頼る必要がある”と重みのある意味に代わった所が良かったな。セリフの意味が、ストーリーが進むことで転換する仕掛け楽しい〉〈全9話だったとは…。ポチを毎週見られた幸せが終わってしまう〉など、林の人気ぶりもなかなかのもののようだ。海崎が所属する弁護士事務所のボス・天馬壮一郎に扮する小日向文世が、秘書の洋服の中に怒りでワインを注ぐ怪演も、今後どのようにエスカレートしていくのか?恐いもの見たさの要素も増え、第7話以降も期待度大だ。

(島花鈴)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身