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さらには、化粧品などの製造・販売を手がける資生堂による、科学的な研究結果もある。
〈加齢による皮膚毛細血管の機能低下が皮膚老化に関与していることを解明〉
〈低下した皮膚毛細血管の機能を回復させる成分「ケイヒエキス」を開発〉
こう題されたレポートの内容は、次のようなものだ。
〈資生堂は、ソウル大学皮膚科チャン教授との共同研究により、40代後半になると皮膚毛細血管の機能が低下し、栄養が皮膚の末端まで届きにくくなることを見出しました。この事実をもとに、大阪大学微生物病研究所・高倉伸幸教授との共同研究により、この皮膚毛細血管の機能低下を改善する効果が、クスノキ科の高木“ケイ”の樹皮から抽出した「ケイヒエキス」にあることを世界で初めて発見しました〉
シナモンに含まれている「桂皮エキス」が、血管の外側と内側の細胞を結んでいる「Tie2」なる血管内皮細胞の受容体の働きを活性化させることで、毛細血管を若々しく保たせる効果があることが確かめられたのである。これについて、育毛剤開発研究者の松原靖氏は、次のように評する。
「この研究によれば、Tie2の働きが弱まると、毛細血管の機能が衰える。シナモンの影響でTie2が活性化、すなわち毛細血管の機能が回復することによって髪の毛に栄養が行き届くようになり、育毛効果が見られた、ということです」
シナモンの効果は、漢方の世界でもうたわれていた。千葉大学講師で薬剤師の平地治美氏が言う。
「桂皮はシナモンの仲間のトンキンニッケイなどの樹皮を乾燥したもの。漢方では枝(桂枝)と皮(肉桂)の両方が使用されてきました。生薬として鎮静、鎮痛、抗菌、血圧降下、覚醒、抗ストレス、発汗、解熱、整腸などに用いられてきたのです」
漢方においても、桂皮と肉桂の一番の効果は、毛細血管の修復と保持。これにより、頭皮に栄養が行き渡り、育毛促進に寄与するというわけだ。
ベルギーのリエージュ大学病院の研究によれば、65歳以上の人の毛細血管の数は、30歳以下の人と比べ、なんと40%も減少しているという。薄毛になるのも当然である。
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