芸能

天才テリー伊藤対談「ダンディ坂野」(2)ダンディの軽さは芸人にはプラスだ

テリー 「ゲッツ!」で大ブレイクしたあと、仕事がなくなったのは、なんでなの。

坂野 俗に「一発屋」と呼ばれる芸人たちが、そのあとたくさん出てきたんですよ。レイザーラモンHGが腰を振って「フォー!」と叫んで大人気になったと思ったら、翌年にはヒロシ、その次が小島よしおと、新しい人が次々出てくると、みんなそっちばっかりになるんですよ。まず僕、はなわ、テツandトモが最初にテレビから消えました。

テリー 今でもみんなしっかり生き残っているけど、その時はどんな気持ちだったの。

坂野 正直あまりいい気分ではなく、嫌でしたね。たまに番組に呼ばれることがあると、その時ブレイクしている芸人と比較される役なんです。しかも、台本の最後には必ず「お前ら、人気があるのは今だけだからな! もうすぐ俺たちみたいになるからな!」というセリフが書いてあって。

テリー そういうオチに使われるのか、キツイね。

坂野 負け犬の遠ぼえみたいで言いたくないんですけど‥‥まあ、本当にそう思ってはいるんですが(笑)。

テリー 本音ではね。

坂野 で、しばらくしたらHGやヒロシ、小島よしおがこちら側に来て、今度は「お前ら、人気があるのは今だけだからな!」と言う立場になってからは、ずいぶん気持ちが楽になりましたね(笑)。今は小島よしおの仕切りで、年に何回かそんな一発屋たちが集まる飲み会をしています。

テリー その頃、仕事のスケジュールって、どんな感じだったの。

坂野 仕事がいちばん少ない時は、月の半分ぐらいがお休みでした。すごく忙しい時に結婚しましたから、奥さんは家にいたり一緒に出かけたりできて、「やっと落ち着いた」って喜んでいたみたいですけれど。

テリー とはいえ、収入がなくなると大変じゃない。その時ダンディは、「もっとウケる新ネタを考えなきゃ」とか思わなかったの。

坂野 それは当然、考えました。「もう少し漫談っぽくしてみようか」「1人でコントをやってみようか」なんて。でも、それはすごく大変なことなんですよ。だって若手の頃からこのスタイルでやっていたわけで、そのネタと並べられるレベルの、別の笑いをまた一からやり直さないといけないわけですから。

テリー それがウケるかどうかもわからないしなぁ。

坂野 すごく長い努力が必要になるけど、それをやらなきゃいけないのかな、と思っていたんですが、いざ営業に出てみると、やはりお客さんに求められるのは「ゲッツ!」「お久しブリーフ」なんですよ。だったらそのネタをさらに高めていけばいいんじゃないか、と考えを改めて、少ない営業の仕事でもブレイクしていた時以上に、手を抜かずに一生懸命やるということを始めましたね。

テリー そうなると、ネタの内容も変わってくるの。

坂野 はい。やっぱり仕事がない自虐ネタが多くなりまして、そのほうがお客さんに伝わりやすいですよね。とはいえ「車買ったんだよ。おかげで火の車だぜ」と言っても「なんちゃって」というムードで終わらせるのが、僕のキャラとしては大事なことで。

テリー ダンディの持つペーペー感というか、軽さがそうさせているところもあるよね。それを持っているのって、お笑い芸人としては得だよね。

坂野 そうですね、出川哲朗さんみたいなタイプというか。僕、出川さんをそういう意味で、昔からずっと尊敬しているんです。

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