芸能

成宮寛貴の復帰を阻む“闇”/芸能スポーツ「女子力男子」の道(終)

 2016年12月、写真週刊誌「FRYDAY」に法律違反の薬物使用疑惑などが報じられ、芸能界を引退した成宮寛貴。同誌に情報を提供した友人は、同時に成宮のセクシャリティに関する事実上の暴露も行なっていた。

「成宮は、マスコミ関係者に送った直筆のFAXの中で、薬物疑惑に関しては肯定も否定もせず、『絶対知られたくないセクシャリティな部分がクローズアップされ』、自分のプライバシーが悪意を持って拡散されることに耐えられないと、芸能界引退を宣言したんです」(芸能記者)

 この騒動の中、プロレスラーのザ・グレートサスケが、〈その幕の引き方じゃあ我々家族は逆に許しませんよ〉と、10年前に自身の長男・アンドレ君が成宮にハラスメントを受けていたことを自身のブログで告白したことも話題になった。

 一方、成宮は自身のセクシャリティについて、ほぼ認めるような態度を過去に取っている。

「母子家庭に育ち、その母親も中学生の時になくなり、祖母に引き取られて極貧生活を送る中、弟の学費を稼ぐために新宿二丁目のバーで働いていたことを隠そうとはしません。そうした過去の日々で、某人気女優にイケメンぶりを見出され、舞台演出家に預けられて俳優の道を歩み出したわけで、成宮自身、これを自身のルーツと認めてきました」(前出・芸能記者)

 02年、ブレイクを果たした成宮の“元カレ”を名乗る男性が、週刊誌上で成宮との肉体関係を告白したこともあった。

「そのため、絶対に知られたくないセクシャリティな部分がクローズアップされたことが引退理由というには無理があり、他にも何か理由があったとも見られています」(夕刊紙記者)

 成宮は、つい先日、「女性セブン」でテレビ朝日系ドラマ「相棒」での復帰が報じられたが、自身のインスタで即、〈フェイクニュース〉と否定している。

「しかし、自身の37回目の誕生日である9月14日に公式サイト開設を発表。《僕は表現することがやっぱり好きなので、僕のウェブサイトを作り、そこで表現することにしました》とコメントしている。警察の世話になる厄介ごとを起こしたわけでもない成宮を、なんとか起用の方向へ持っていけないものかという、テレビ関係者が多いことは確かです」(前出・芸能記者)

 成宮の新たな芸能界での生き方を、見てみたいものだ。

(露口正義)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
2
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
3
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか