スポーツ
Posted on 2020年05月07日 05:59

矢吹丈が痩せている理由に納得?渡嘉敷勝男、「ボクサーと筋トレ」論が深い!

2020年05月07日 05:59

 昭和を代表する人気スポーツ漫画といえば、かなりの上位に「あしたのジョー」があがるだろう。主人公の矢吹丈が最終回で世界チャンピオンのホセ・メンドーサに判定負け、灰のように真っ白に燃え尽きたシーンでジ・エンドとなり、「死んでしまったのか?」と当時、物議を醸したものだった。

 ところで、そんな「あしたのジョー」に登場するボクサーたちは、矢吹丈を始め、ほっそりと身の引き締まったボクサーが多かった。汗だくのランニングシーンや減量に苦しむ描写はあっても、筋トレシーンなど、当時はほとんど記憶にないのだが…。

 元WBA世界ライトフライ級王者・渡嘉敷勝男氏のYouTubeチャンネル〈「渡嘉敷勝男公式」トカちゃんねる〉、4月27日投稿の〈【ボクサーの筋トレ】について!「昔は筋トレは禁止だった!?」〉で、渡嘉敷氏が昔と現在の筋トレ事情の違いについて語った。

「昔はスピードがなくなるから筋トレはしなくていいと言われましたよね」

 冒頭、そう明かす渡嘉敷氏だが、その後の話をまとめると、5発当てて倒すより1発で倒したほうがいい、連打のまぐれ当たりや破れかぶれの1発のパンチが当たって倒せればいい、と今の時代は、筋トレから得るパワーは必要だと主張した。

 ただし、大胸筋をつけすぎるとストレートが打ちにくくなるとも言われていることから、「タイプにもよる」と言う渡嘉敷氏だが、「ストレートを得意とする人は胸が張ってないほうが打ちやすい。胸が張って力がある人はフック系のほうがいいんですよね」と、上背のある敵とはむしろフック系で勝負したほうが有利だと秘策を明かした。

 思えば、ヘビー級で活躍したマイク・タイソンや、ボクシング漫画「はじめの一歩」の主人公・幕之内一歩のように背の低いタイプは大胸筋を鍛えてフックを強化するボクシングスタイルを見せている。

「昔は階級制覇より連続防衛が主流でした。具志堅用高さんの13回の防衛記録は価値があったんです。昔は体重が増えると、『お前、そのクラスに居れなくなるぞ』って。だから筋トレは重視されてなかったんですね」

 と振り返る渡嘉敷氏。しかし現在では体重を増やさずにパワーをつける方法もあるようでトレーニングも近代化していると強調した。

 今を時めく井上尚弥選手もトレーニングに積極的に取り入れていると言う筋トレ。「あしたのジョー」の時代に筋トレが導入されていたなら、矢吹丈の描かれる体型、結末もまた変わっていただろうか?

(ユーチューブライター・所ひで)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 07:00

    メジャーリーグの3月・4月の月間MVPにはドジャースの大谷翔平が選ばれ、投手部門での初受賞となった。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率0.60の好成績からして、文句ナシの選出だったことは想像に難くない。しかし日本球界では、セ・リーグの3月...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 11:30

    借金13、単独最下位。4月の時点で早くも重苦しい空気に包まれていた中日が、苦境打破の願掛けとして持ち出したのが、古来の験担ぎである「盛り塩」だった。それがわずか10日で、税込650円のおにぎりに化けた。バンテリンドームナゴヤで5月4日から発...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク