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記事全文を読む→六代目山口組・竹内照明若頭「180日改革」の全容(1)執行部の陣容を一新させた!
今年4月18日、六代目山口組の“陣頭指揮官”に司忍組長、髙山清司相談役の血脈を継ぐ竹内照明若頭が就任し、早くも半年が経った。自ら率いた弘道会の代目を譲ったことで、分裂抗争で疲弊した組織を新生させるべく、より精力的に奔走している。急速に改革を押し進める、その思惑はどこにあるのか─。
六代目山口組(司忍組長)の若頭が交代してから180日が経過しようとしている。この間、新たに“陣頭指揮官”の任を託された竹内照明若頭(四代目弘道会総裁)は、組織刷新を断行してきた。その姿は、前任の若頭である髙山清司相談役を彷彿させるという。山口組事情に詳しいジャーナリストが解説する。
「六代目体制発足と同時に若頭に就いた髙山相談役は、司組長の服役が予想される中での就任でした。実際、直後に組長不在という苦境を迎え、髙山相談役は奮闘します。その運営手法は剛腕と称され、一部に反発を招くほど果断なものでした。それに比べて、竹内若頭は司組長健在のもとでの就任というアドバンスはあるものの、分裂抗争を一方的に終結させたが、敵陣は存続するという政情不安定な中での交代となった。当然ながら緊張感をもって竹内若頭は任務にあたっており、その姿が髙山相談役と重なるのです。竹内若頭は髙山相談役の組織運営を最も近くでつぶさに見てきた。ここ半年の竹内若頭主導の組織改革を見ていると、その経験が今に生きているのだと得心できます」
まず竹内若頭の改革志向が色濃く反映されたのが、執行部の陣容だろう。その変革は竹内若頭の就任と同時に始まっていた。前述のように髙山相談役が若頭を退任。五代目國粹会・藤井英治会長が若頭補佐から顧問となり、執行部を離れたのだ。
「分裂抗争の10年間、六代目山口組内の世代交代は停滞しました。特に執行部の若返りは喫緊の課題で、おそらく髙山相談役自らが組織運営の一線から退くことで模範を示したのでしょう。ある意味で、髙山相談役から腹心である竹内若頭への、最後の手助けだったのではないでしょうか」(ジャーナリスト)
同時に若手を執行部へと登用している。4月に、幹部から六代目豪友会・加藤徹次会長が若頭補佐へと昇格。さらに、5月には同じく幹部から落合金町連合・佐藤光男会長を若頭補佐に抜擢し、これまで藤井顧問が務めていた関東ブロック長を佐藤若頭補佐が継いだ。
ところが、竹内若頭が執行部改革を進める中、7月に訃報が舞い込む。執行部の一員だった津田力若頭補佐(四代目倉本組組長)が急逝したのだ。
「倉本組は分裂抗争の初期から最前線に立ち、多くの組員が服役を余儀なくされた。津田組長は若頭補佐に昇格して以降は武闘派の側面だけでなく、内政に外交にと尽力してきた。竹内若頭とは年齢も近く、まだまだ近くで支えてほしかっただろう。それだけに竹内若頭にとって、津田組長の急逝は大きな痛手で、心中察するに余りある」(他組織関係者)
しかし、六代目山口組は津田組長の不慮の死も乗り越えて前進を続ける。葬儀後、五代目倉本組(塚原心一組長)を誕生させ、津田組長が務めていた大阪南ブロック長のポストに、ブロック長代理として中田浩司若頭補佐(五代目山健組組長)が就任。8月に入ると、この半年間で最大の執行部改革に乗り出す。
舎弟頭だった二代目伊豆組・青山千尋組長が最高顧問に就任。代わって舎弟頭には、これまで本部長だった大同会・森尾卯太男会長が就き、若頭補佐だった極粋会・山下昇会長が本部長へと昇格したのだ。
「青山最高顧問が退任したことで、執行部は竹内若頭と森尾舎弟頭以外、分裂後に昇格したメンバーとなりました」(ジャーナリスト)
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