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記事全文を読む→警察庁が作ったSNS投稿的「大麻ポスター」の反響…使用者の何%が依存するか知ってる?
そのポスターには9人の若い男女が登場し、それぞれが黒いボードに公開の言葉を記している。
「警察に捕まった。」
「まわりは薬物仲間ばかりになった。」
「何も頭に入らなくなった。」
「ママとパパが泣いてた。」
背景にはカラフルな壁が配され、SNS投稿のようなレイアウトでまとめられている。下部には「#心と体を傷つける 大麻は違法で有害な薬物です」というメッセージと、警察相談専用ダイヤル「#9110」が明記されている。
一見ポップな構図だが、これは警察庁が作成した啓発ポスター「#心と体を傷つける 大麻は違法で有害な薬物です」。インスタグラム風のデザインを採用し、若者の目を引くビジュアルが特徴だ。だが、伝える内容は重い。
大麻使用がもたらす社会的信用の喪失、孤立、家族の悲しみを「自撮り投稿」という形で可視化し、軽い気持ちで手を出すことの危うさを訴える。ネットを通じて大麻に関する情報が拡散しやすい時代に、使用のきっかけを未然に防ぐための心理的アプローチといえよう。
警察庁は2019年から「STOP!大麻プロジェクト」を展開し、若年層への啓発を強化している。YouTubeやXを活用し、従来の硬い広報スタイルから脱却。今回のポスターもその流れを汲み、若者の感情に寄り添いながら危険性を伝える、共感型メッセージとして制作された。
では、これを見た者の感想はどうか。例えば、こんな感じだ。
「見た目がオシャレすぎて危機感が伝わらない」
「ネタとして拡散されている」
「酒に置き換えても成立しそう」
若者の間には「海外では合法だから大丈夫」「依存性は低い」といった大麻への誤解がある。警察庁公式チャンネルでは「大麻使用者の約9%が依存症になる(11人に1人)」というデータが紹介されているが、アルコール(22.7%)やコカイン(20.9%)より数値が低いため、危険性の伝わりづらさを指摘する声がある。
とはいえ、10代から20代の大麻検挙者は年々増加し、過去最多に近い水準に達しているのが現実だ。今回のポスターは、そうした誤った安心感に「それ、本当に大丈夫?」と問いかけるメッセージとなった。
情報があふれる時代に、正しい知識をどう届けるか。警察庁の試みは、その答えを探るための一歩となる。そして社会全体がこの問題にどう向き合うのか、その反応が注目される。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
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