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記事全文を読む→サントリーHD新浪剛史会長を辞任させた「大麻サプリ輸入」のウラに「怪しい知人女性」
サントリーホールディングス(HD)は9月2日に緊急記者会見を開き、新浪剛史氏が9月1日付で会長を辞任したと発表した。
新浪氏の自宅に大麻成分(テトラヒドロカンナビノール、THC)が含まれるサプリメントがアメリカから送られているとの情報提供が寄せられ、福岡県警が8月22日、麻薬取締法違反(輸入)の疑いで東京都港区の自宅を家宅捜索していた。自宅から違法薬物は見つからず、簡易尿検査からも大麻成分は検出されなかった。新浪氏は関与を否定しているという。
家宅捜索も尿検査も「シロ」なのに会長辞任に至ったのは、同社役員と外部弁護士による聴取に対し、新浪氏が「適法であるとの認識でサプリメントを購入した」「知人女性が一方的に送りつけてきた」と脱法サプリの購入を認めたからだ。
同社ではセサミンやグルコサミンなど、サプリや健康食品を取り扱っている。緊急会見で鳥井信宏社長は、次のように断じた。
「サントリーグループのトップマネージメントとしては、法令に抵触しないことは当然であり、サプリメントを購入するにあたっては、しかるべき注意を払うべきと考えています。今回の事態が生じたことを踏まえ、当社としてはサプリメントに関する認識を欠いた新浪氏の行為は、代表取締役会長として求められる資質を欠くと言わざるをえない、と判断しました」
大麻の脱法サプリはTHCとCBD(カンナビジオール)に分けられる。マリファナの主成分で幻聴や幻覚、記憶障害を引き起こすTHCは2024年12月、今年3月の「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法」の二段階の法改正で「麻薬」とハッキリ明記され、日本国内では医療用途以外での所持、使用、製造、輸入、販売が禁じられた。この法改正を受けて、今年は脱法大麻と称したTHC入りローションやサプリメント、グミやクッキーが摘発される事例が相次いでいる。
即効性のある紙巻き大麻に対し、脱法サプリは効果が出るまで30分から1時間かかる。不安解消や多幸感に加え、五感が敏感になるため、薬物を使った性行為、いわゆる「キメセク」に悪用されることもある。
新浪氏は慶應義塾大学経済学部を卒業後、三菱商事を経て、43歳の若さでローソン代表取締役社長兼CEOに就任。今年3月にサントリーHDの代表取締役会長になったばかりだった。経済同友会代表幹事も歴任する輝かしい経歴の持ち主は人知れず心に闇を抱え、大麻に走ったのか。あるいは誰かにハメられたか、自らキメセクの沼に落ちたのか。今後の捜査で明らかになることだろう。
(那須優子)
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